読書

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テレビを楽しめない人間はヒトとしての重大な資質を欠いた欠陥人間であり、「テレビ観てない」発言は自慢ではなくそのことを自嘲した自虐発言であるという話

体調が悪いので、今日は軽い話題でも。b.hatena.ne.jp↑のブクマでも散見されるが、「テレビを観ていない」ことを「自慢」と受け取る方の存在が、昔からわからない。というか、不快である。私は小学生の頃からテレビにほとんど興味が沸かず*1、これまでの人生のほぼすべ…

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読書

ブランコ・ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』

世界の不平等について論じた『不平等について』や、「エレファント・カーブ」を示して先進国の中間層の没落を示した『大不平等』などの著作で知られる経済学者による資本主義論。 現在の世界を「リベラル能力資本主義」(アメリカ)と「政治的資本主義」(中国)の2つ…

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SF

数千年におよぶ進化と文明の発展を重ねた蜘蛛と人類の邂逅が描かれる、進化のダイナミズムが詰め込まれたSF長篇──『時の子供たち』

時の子供たち (上) (竹書房文庫 ち 1-1)作者:エイドリアン・チャイコフスキー竹書房Amazonこの『時の子供たち』は、イギリスの作家エイドリアン・チャイコフスキーのSF長篇である。刊行は2015年で、2016年にアーサー・C・クラーク賞を受賞している。それ以上の情報は何…

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本・漫画

ブラウザだけで簡単にKindle個人出版(KDP)する方法

Kindle個人出版しました 先月、KDP(Kindle Direct Publishing)で個人出版しました。 Kindleで個人出版する方法自体は、ネットを調べればいくらでも出てきますが、折角なのでポイントだけメモ代わりに残しておこうと思います。なお、ここではあくまで出版の流れを説明す…

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ぼくらの履歴書

『シャナ』『とある』『俺妹』他、累計8000万部売った男の"ズラす"ヒット術|編集者・三木一馬の履歴書

『灼眼のシャナ』『とある魔術の禁書目録』『ソードアート・オンライン』。三木一馬(みき・かずま/ @km_straightedge )さんの編集者としてのポートフォリオには、目もくらむような大ヒットタイトルが並びます。手がけたライトノベル作品の累計発行部数は、なんと800…

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ぼくらの非モテ研究会編著『モテないけど生きてます』書評――「ヒッカム的視点」の鋭さについて

僕にとっていまイチオシの研究者・実践家である西井開さん(@kaikaidev)が7月16日、『「非モテ」からはじめる男性学』を上梓された。 現代日本社会にとってきわめて重要な仕事をされている(と僕は思っている)ので、一冊でも多く売れて、広く読まれてほしいと思う。 …

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個人的な話

しばらく、「迷ったときには必ず、将来のためになることをする」という思考・行動習慣実験を徹底してみようと思います

自分を変える1つの習慣 作者:ロリー・バーデン ダイヤモンド社 Amazon 私のもっとも好きな本の1つに「自分を変える1つの習慣」があります。これ、原題のほうが好きです。原題は 「Take the Stairs」階段を登れ、階段で行こう です。これはどういう事を言ってるかとい…

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わいせつ五輪開会式の村

一ヶ月前、ぼくはワクチンの接種を受けた。注射器の形はわいせつな形をしていた。ぼくらの世界には表の世界との秘密コネクションがあって、品不足とされているワクチンも、独自のルートで入ってくる。日本代表のわいせつ石こう職人のぼくは、優先してワクチンの接種が…

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AWS Organizations

個人でもAWS Organizationsを使ったほうが良い理由

技術書典11で「Amazon Web Servicesコスト最適化入門 マルチアカウント編」を頒布中です。 techbookfest.org BOOTHでも購入できますが、送料(370円)がかかってしまうので、7/25までであれば技術書典のオンラインマーケットだと送料がかからずお得かと思います。オン…

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経済ノンフィクション

グーグルやフェイスブックによって、人間性が強奪される未来についての警告──『監視資本主義: 人類の未来を賭けた闘い』

監視資本主義―人類の未来を賭けた闘い作者:ショシャナ・ズボフ東洋経済新報社Amazonこの『監視資本主義』は、ショシャナ・ズボフによって書かれた資本主義と人類文化の未来についてを扱った壮大なテーマの一冊である。壮大なのはテーマだけでなく、本文600ページ超え、…

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統計学

95%信頼区間の「95%」の意味

ふと思い立ってこんなアンケートを取ってみたのでした。頻度主義統計学における「95%信頼区間」の95%というのは、以下のどちらだと思いますか— TJO (@TJO_datasci) 2021年7月16日 結果は物の見事に真っ二つで、95%信頼区間の「95%」を「確率」だと認識している人と、「…

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研究ノート

法令読解と法制執務の学び方 : おすすめの本を中心に

ぼくのかんがえたさいきょうの法令読解と法制執務の学び方。 目次 法令には、読み方・つくり方がある レベル1 : 法学・法令全般の入門書 『法令入門―法令の体系とその仕組み』 『プレップ法学を学ぶ前に <第2版> (プレップシリーズ)』 『伊藤真の法学入門 補訂版 講義…

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本の紹介

引用回数の多い本で価値観が分かるという説

インパクトファクターは学術雑誌の影響力の大きさを測る指標である。 ページランクは被リンクの数を指標とした。 本から受けた影響の大きさも引用数を指標とできるのではないか。

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本・漫画

20年以上ネットに文章を書き続けた上で文章術の本をたくさん読んで分かった「文章を書く方法」

文章を書く方法 あくまで、「良い文章を書く方法」でも「文章を書く極意」でもなく「(普通の)文章を(普通に)書く方法」です。 20年以上ネットに文章を書いたりしているうちに、いつのまにか商業誌に数十本寄稿したり、書籍も数冊出したりしていました。あんまり意…

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GradleのマルチプロジェクトによるKotlin、Spring Bootでのオニオンアーキテクチャの実現

4月に発売した書籍「Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発」なのですが、この中で途中まで作っていてボツネタにした内容がありました。 gihyo.jp それが「Gradleのマルチプロジェクトでオニオンアーキテクチャを実現する」というものです。 第2部で作成してい…

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雑文

引用元を明記しないスクショを貼ったツイートやめろ

昨日、ツイッター見てたら、TLに以下のツイートが流れてきた。ここ想像力の限界ですき pic.twitter.com/RfYmlnoPSS— ENJOY父さん (@EnJoyTohsan) 2021年7月11日 まあまあバズってて、内容も「ふふっ」という感じだったんだけれど、(少なくとも俺が見たタイミングでは…

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書評

『何者かになりたい』感想〜アイデンティティ獲得の攻略本と主体的な選択の余地に悩める幸運への感謝

「何者かになりたい」 と思ったことがなかった 「自分」に満足できないのは、なぜ? 〈承認欲求〉〈所属欲求〉〈SNS〉〈学校・会社〉〈恋愛・結婚〉〈地方・東京〉〈親子関係〉〈老い〉 アイデンティティに悩める私たちの人生、その傾向と対策。 「何者かになりたい」 …

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書評

書評 「進化でわかる人間行動の事典」

進化でわかる人間行動の事典朝倉書店Amazon 本書は進化視点にたったヒトの行動の事典になる.さまざまなヒトの行動のなかから「遊ぶ」「争う」「歩く」から「恋愛する」「笑う」まで(50音順)43項目を選び出し,それぞれの行動について機能(究極因)と進化史に焦点を…

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本帯の推薦文と本屋さんで本を買うことの意味

私はキンドルで本を読むことが多いです。 キンドルに関してはこんな記事も書いているくらいです。 yoshimor.hatenadiary.jp yoshimor.hatenadiary.jp でもこれを知ると、考えを改めないといけないと思いました。 うわあ。知らなかった。本帯の推薦文と本屋さんで本を買…

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エンジニアのインプットと読書術

この記事は 個人Qiita と同じ内容です qiita.com/sekiyaeiji // まえおき フルリモート時代においてエンジニアの情報インプットのスタイルも様変わりしているように感じます。 2019年までのリアル社会では、競争率の高い勉強会とか海外カンファレンスの招待枠が取れる…

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最近の登壇資料と出版予定の書籍、インタビュー記事

最近は勉強会での登壇や書籍の出版などアウトプットが色々重なりました (昨年は一度もプロポーザルを書かず登壇依頼もなかったので随分増えました)。 そのたびにツイートもしてきましたが、ほとんど流れてしまって少しもったいない気がしたのでブログにまとめておこう…

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出版社の編集者は何をする人なのか

かつては出版社の中に編集者という職業があって、著者に執筆を依頼したり、そうして書いてもらった原稿を取りに行ったり、誤字脱字や「てにをは」を矯正したり、漢字や送り仮名の表記を出版社のルールに従って統一したり、それを印刷製本する指示を出したり、そういう…

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はてな

はてな出身の文筆家をもう40人ざっと挙げてみる(主に2016年以降)

[2021年7月6日追記はじまり]はてなブックマークコメントや Twitter でのご教示を受け、10人追加させてもらました(エントリタイトルや記述も一部変更しました)。一部反応についてはリストに含めない理由を直接ご説明させていただきました。これでもまだ足りないと思い…

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『25歳からの国会 - 武器としての議会政治入門』を発売します!

まえがきに代えて 7/20に現代書館さんから新刊「25歳からの国会 - 武器としての議会政治入門」を発売することになりました! 早速予約してくれるという方はこちら↓ 25歳からの国会: 武器としての議会政治入門 作者:平河エリ 現代書館 Amazon (Kindle版あります!) Am…