最近の米海軍は艦艇を拠点とした小型UAS (sUAS) の運用を積極的に行っています。無人機の利点は危険な状況下においても人的被害が生じるおそれがないことがまず挙げられるでしょう。加えて特に近年の固定翼sUASに注目すると、小さい艦上フットプリントで長時間の水上・地上監視を実現できることは大きな利点になります。例えば以前取り上げたAerosondeは、形態によりますが、最大で12-20時間の航続時間を有するとされています[1]。ここでは艦に搭載されたレドームを見ることで、Aerosondeの運用能力の有無について推測しました。 orca-oruka.hatenablog.com 今回は艦上から…