フリーライター。1976年愛知県生まれ。id:d-sakamata 高校時代に発行していたミニコミが『SPA!』の「中森文化新聞」に紹介されて注目を集め、卒業後太田出版で『クイック・ジャパン』の編集アシスタントを務める。 1997年にフリーランスに転じ、『ユリイカ』『週刊アスキー』「週刊ビジスタニュース」「日経ビジネスオンライン」「エキサイトレビュー」など雑誌・ウェブ媒体での執筆多数。
【“アジア人差別だらけ”と批判のアカデミー賞!】アジア系は無視する白人俳優!~アカデミー賞ステージ上で公然と行われるアジア人差別と白人が行う「透明化」という差~ ■“アジア人差別だらけ”と批判のアカデミー賞 2024年03月12日 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2403/12/news142.html#google_vignette ■「アジア系は『おまけ』扱い」日本人ハリウッド俳優が明かした“現地の実情”にSNS注目「闇が深そう」 2024/03/12『女性自身』 https://jisin.jp/international/internati…
ユリイカ2024年2月号 特集=クレイジーキャッツの時代作者:山田洋次,菊地成孔,佐藤利明,伊東四朗青土社Amazon クレイジー・キャッツのファンだった身としてはどうしても、見逃すわけにはいかなかったのだ。ユリイカともあろうものがいい加減な特集でお茶を濁すわけもないだろうから、これをパスする選択肢は存在しなかった。一抹の不安はあった。なにしろ特集の最初は菊地成孔と同年輩のなんとかって人の対談で、こんな若い人たちがクレイジーについて対談するってのは、そりゃいくらそれぞれが大ファンかもしれんけれど、いささか鼻白む思いであるという点で、不安満載だった。案の定彼らの話は当然テレビや映画の話になるわけ…
社会学部にてメディアやポピュラーカルチャー研究などの専攻を考えている学生へのお薦め新書。 稲増一憲『マスメディアとは何か:「影響力」の正体』中公新書、2022年 稲田豊史『映画を早送りで観る人たち:ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』光文社新書、2022年 瀬地山角『炎上CMでよみとくジェンダー論』光文社新書、2020年 金成玟『K-POP:新感覚のメディア』岩波新書、2018年 高野光平『発掘!歴史に埋もれたテレビCM:見たことのない昭和30年代』光文社新書、2019年 貞包英之『消費社会を問いなおす』ちくま新書、2023年 天野彬『SNS変遷史:「いいね!」でつながる社会のゆ…
【欧米諸国が日本を愛しているという幻想…日本人が知らない、欧米「アジア人差別」】欧米諸国による「血塗られたアジア人差別」~日本人は「けだもの」あえて「原爆投下」を選んだトルーマンの人種差別~ ■「ハリウッドで日本人は差別され…」天然パーマを矯正された俳優、松崎悠希さんの怒り GLOBE+(朝日新聞) 2022.06.18 https://globe.asahi.com/article/14641613 ~~~ 俳優は松崎悠希さん(40)。 1999年に渡米し、「硫黄島からの手紙」「ピンクパンサー2」など、多くのハリウッド作品に出演している。 近年はキャスティングも手伝っている。 ハリウッドで活…
【欧米諸国が日本を愛しているという幻想…日本人が知らない、欧米「アジア人差別」】欧米諸国による「血塗られたアジア人差別」~日本人は「けだもの」あえて「原爆投下」を選んだトルーマンの人種差別~■日本人はなぜオーストラリアで卵を投げつけられたのか=立沢賢一(元HSBC証券会社社長、京都橘大学客員教授、実業家)週刊エコノミストオンライン(毎日新聞)2020年6月24日https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200622/se1/00m/020/001000d~~~・日本人が知らない、世界の人種差別の真実米国のミネアポリスで始まった、システム化さ…
タモリと戦後ニッポン (講談社現代新書) 作者:近藤 正高 講談社 Amazon 2014年3月末に、31年間続いた『笑っていいとも!』の放送が終了するのを期にしてだと思われる、タモリさんの評伝を通して戦後ニッポンを語るといった趣旨の本です。 これまでもこのブログで『すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった』などタモリさんを取り上げた本を紹介してきましたが、この本ではタモリさんをコメディアン目線で見るのではなく、プレーンに経歴を辿ることによって、お笑いにとどまらない、サブカル、アングラみたいなところからアカデミックなところまで含めて、かなりカバーする範囲が広くなるということもあって、こういう…
「復讐するは我にあり!」 「1887年3月12日(当時のロシア暦では2月28日)、ロシア・ロマノフ王朝の皇帝・アレクサンドル3世の暗殺計画が発覚、首謀者らが捕えられた。(中略) 先帝を暗殺したのは『人民の意志』派という組織で、当然ながら徹底的に弾圧された。大きな打撃を受けた同派を、やがて再興しようとする動きがロシア各地で起こる。アレクサンドル3世の暗殺を計画したのは、そのうちサンクト・ペテルブルク大学の学生たちが結成した『人民の意志・テロリスト・フラクション』と称するグループだった。 グループの中心となったのは、ピョートル・シェヴィリョフとアレクサンドル・ウリヤノフという動物学科の学生である。…