電気車の主回路制御方式。直流複巻機を用い、電機子回路は抵抗制御、界磁回路はサイリスタチョッパ制御とする。界磁回路には大電流が流れないため、サイリスタチョッパの価格を抑えることができる。
民鉄では装置が安価なことや界磁電流を増すことにより回生ブレーキが簡単に利用できることから、VVVFが普及するまでは主流だった。国鉄は直流直巻機にこだわったため、結局使用しなかった。
関連記事 darekasannotetudou.hatenablog.com 2020年中に運用を離脱し、空調装置などが撤去された小田急電鉄8000形8255編成((6両固定編成・界磁チョッパ制御更新車)の新宿・相模大野・新百合ヶ丘寄り2両のクハ8255・デハ8205が10月27日に車体を分割のうえ大野総合車両所から北館林荷扱所まで搬出されました。 どちらも自前の写真です。8000形で事故廃車となった8264編成を除き、経年劣化で初めての廃車除籍となった8255編成です。 すべて自前の写真です。8255編成と同じく界磁チョッパ更新車の8251編成です。8255編成が廃車になったともなるとこの編…
みなさん、こんにちわ! Koedoです。 今日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。 だいぶ暑くなってきましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。今年も春と秋が無く冬からいきなり夏になってしまうのでしょうか。春らしい心地よい気温の中を過ごしたい(4月21日に書いております)。 今回は東武東上線の坂戸駅で降りて用足しへ。合わせて電車や駅舎などを撮影してきました。 東武東上線坂戸駅北口 坂戸駅は1916年に開業した東武東上線の中でも歴史のある駅です。東武東上線の主要駅である他、東武越生線の起点駅でもあります。 駅舎は北口と南口に分かれており、写真は北口側となります。現在の駅舎は2011年…
今回は、IORI工房の省電サハ25キットから西武のサハ2001形を作ったので書きます。(界磁チョッパの2000系ではなく木造のサハ2001です) ーーーーーーー このへんに広告入ってると思いますがこれははてなブログの仕様で、勝手に表示されている為、クリックしても僕にお金は入りません! ーーーーーーー 制作前の状態。 実車は、1952年から54年にかけて国鉄のサハ25を譲受した車両です。西武が戦後国鉄から大量のガラクタを譲り受けたのは311系で有名ですが、大正期の木造車も50両近く含まれ、その多くは一度も使われる事なく鋼体化されるのですが、一部は整備の上木造車体のまま1〜2年程度、サハ2001、…
西武鉄道は東京西側・埼玉方面に路線を持つ関東大手私鉄で、現有路線の総延長・旅客営業キロは 176.6km と日本の大手民間私鉄では5番目に長い営業キロを持っています。鉄道コレクションでは、かつての 101系以前の車両を中心に集めています。新101系263編成は実車を見て気に入り購入しました。 鉄道コレクション 401系 冷房化及び制動装置の電磁直通ブレーキ(HSC)化された701系列の増結用車両として411系を冷房化・主要機器の交換による高性能化の実施により誕生した系列で、1978年以降順次導入が実施されました。 投稿記事を読む 451系 西武鉄道451系は、1959年に登場した西武鉄道初の両…
近鉄1201系は1982(昭和57)年、名古屋線に登場した界磁チョッパ車1200系をワンマン運転対応化改造して誕生しました。1200系は2両編成10本が製作されました。 登場当初から名古屋線中心に運用されており、普通から急行まで幅広く運用されています。 Nゲージ模型では鉄道コレクションとして販売されました。動力を装備していないため、当鉄道では専ら増結用として運用しております。 伊勢中川寄り先頭車モ1201。交差型パンタ2基装備しています。 名古屋寄りの先頭車ク1301。 名古屋寄りの先頭車。専ら先頭に立つことが多いので、先頭の連結器はダミーのままです。 (これまでの紹介車両数:361両) [h…
こんにちは。ボスネコです。 今回は、登場から今日で40年ですが、いまでも幅広い種別の運用をこなしている京王7000系についてのお話です。 新宿駅に到着する7725F 京王7000系は1984年に登場し、10,8,6,4,2連の編成で合計190両の車両が作られました。京王本線系統では初のオールステンレス車で、当初は各駅停車運用に多く充当されていました。その後、急行・特急などの優等種別運用にも充当されていくことになりました。新製当時は界磁チョッパを制御方式としていましたが、2000年代以降は更新工事が施行されており、VVVFインバータ化しているほか内装等にも改良が行われています。見た目に合わずに日…
西武鉄道 2000系は1977年に新宿線向けの通勤形車両として登場しました。 かつて西武鉄道では、一般車としては主に3扉車を投入してきましたが、新宿線では駅間距離が短く、特に通勤時間帯を含めて乗降時間を短縮する必要があったことから、2000系は旧国鉄 63系譲渡車である旧 401系以来の4扉となりました。 先頭の前面形状は、従来導入されていた湘南スタイルや切妻スタイルではなく、非常用貫通扉を中央に設置した独自のデザインとなりました。 また西武では初めての界磁チョッパ制御車となり、回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキを搭載しました。 1977年から1979年にかけて 4M2Tの6両編成 17本が…
2月4日、日曜日の22時ごろ、家へと向かう湘南新宿ラインのE231系の車内。特徴的な墜落インバータの音を聴きながら、私は2日間の旅を回想していました。 そういえば、旅の始まりもE231系だったな... +×+×+×+×+×+×+×+×+ おはようございます。 2/3(土)から2/4(日)にかけて、週末パスを利用して信越方面に1泊2日の旅行に行きました。 今回はその記録をご紹介します。長い記事になりますがどうぞよろしくお願いいたします。 +×+×+×+×+×+×+×+×+ 乗り鉄の朝は早いです。 土曜日の朝4時半、まだ両親が寝ている中家を出発し、最寄り駅へ。2日間有効の週末パスを改札機に通して始…
今回は完成に向けて残りの作業を紹介してゆきます。 クーラー、アンテナ、パンタグラフなどの屋根上機器の装着を行いました。 床下機器も装着を行ってゆきます。 1002編成のク1925やサ1152の台車は旧型タイプですが、手持ちの台車が無く新たに購入も考えたのですが、経費節減のため鉄コレの台車枠とプラ板を利用して自作してみることにしました。3mm厚のプラ板を11mm×6mmに切り出し、中心部分に穴を開けて台車枠と接着しました。その後、KATO製の車輪を付けて完成としました。 自作台車の床板への取り付けはビス止めとしました。両端の連結器はボディーマウント式のアーノルドカプラーを床板両端に装着しました。…
2023年12月28日、1500形電車4両編成の新町1521編成と、同新町1525編成が、廃車のため、京急ファインテック久里浜事業所に入場した。 今回廃車されたのは以下の8両 新町1521編成 1号車 デハ1521 1988年1月26日新製(川重) 2号車 デハ1522 1988年1月26日新製(川重) 5号車 デハ1523 1988年1月26日新製(川重) 6号車 デハ1524 1988年1月26日新製(川重) 新町1525編成 1号車 デハ1525 1988年6月27日新製(東急) 2号車 デハ1526 1988年6月27日新製(東急) 5号車 デハ1527 1988年6月27日新製(東急…
こんにちは! 今回は東武鉄道野田線の10050型に関する記事を書いていきたいと思います。 今回扱うのは11654Fです。11654Fとは、野田線で活躍する4編成の10050型のうちの1編成です。野田線は2020年3月改正で急行が全線で運行されることとなり、運用数が増加しました。その増加に備えて、2019年12月に野田線にやって来た編成であり、野田線在籍歴は8111F、11651Fに続いて3番目に新しい編成になります。 ↑ 11654F野田線で活躍する10050型では唯一、車内照明がLEDの編成となっており、編成番号を見なくとも、車内の明るさですぐに11654Fと分かる、そんな編成です。そんな1…
明日11月25日、毎年秋恒例の京急ダイヤ改正が実施されます。 昨年は、本線の優等列車が23年ぶりに快特と特急が交互運行になるという大改正になりましたが、今年も大きな変化が起こることになりました。 京急プレスリリースより 羽田空港と品川方面および横浜方面を直通する「エアポート急行」が「急行」へと名称を変更するとのことです。 変更する理由は、現在は羽田行き・羽田始発とも「エアポート急行」を名乗っていますが、種別名の飛行機マークだけを見てしまった乗客が、羽田空港とは逆方向の列車に誤乗することが発生したため、飛行機マークを消すことになったそうな。 空港直通をアピールするために名付けた名称がアダになって…
こんにちは! 今回は京急に関する話題です。本日より1500形1525Fにさようならエアポート急行ヘッドマークが付いています! 京急では11/25にダイヤ改正を実施しますが、その改正でエアポート急行が急行に変更されることが発表されていました。誤乗防止が目的のようです。そのため、エアポート急行の最後の最後にさようならHMを取り付けるという流れですね。 雑色に行きましたが、さすがの人気でした笑 エキセンではなく、ホーム中程からの撮影。 このHMは本日~11/24までの3日限定。終日走るのは今日と明日だけとなります。明日は祝日で人が多いだろうなぁ‥と思ったので、無理矢理時間を作って行ってきました! 相…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 この間の日曜日に何気なく目を通していたネットニュースで、次のような話題が報じられていました。 www.chibanippo.co.jp www.jiji.com railf.jp 今回は、かつて東急線を疾駆した戦前製吊り掛け駆動車である、東急3000系(初代)のうち、名車ともいわれるデハ3450形のうちの一両、千葉県いすみ市に保存されているデハ3455の話題を取り上げたいと思います。 東急電鉄の車両といえば、早い時期からステンレス鋼を採用し、量産者としては世界で初めて界磁チョッパ制御とワンハンドルマスコンを装備するなど、傘下の車両メー…
《前回のつづきから》 20m級大型車を運用する大手私鉄は、関東では東武鉄道と小田急電鉄、東急電鉄、そして相模鉄道があります。この中で、東武鉄道は8000系という抵抗制御車を運用していることから、車両譲渡を希望しても応えてもらえる可能性は皆無といっていいでしょう。相模鉄道もまた、余剰となる車両は皆無に等しく、時期さえ合えば7000系ということも考えられたかも知れませんが、直角カルダン駆動という特異な構造であるため、これもまた選択肢から外れることになります。 そうなると、残るはかつての「宿敵」だった小田急電鉄と東急電鉄です。 両社は現在、新型車両の導入を積極的に進めています。小田急電鉄は地下鉄乗り…
《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 1977年から製造された2000系は、西武初の界磁チョッパ制御車でした。しかし、この2000系をもって抵抗制御車を淘汰することには至らず、それどころか1993年から製造が始められた9000系は101系の廃車発生品を再利用したため、再び抵抗制御に回帰してしまいました。もっとも、9000系は混雑が激しくなる西武線において、従来の3扉車では乗降に時間がかかりダイヤの乱れの原因となっていたため、これを改善するために2000系と同じ4扉車を導入するために製造されたもので、言い換えれば101系の4扉化更新車のようなものでした。と…