久織ちまきの漫画。ガンダムエース(角川書店)で連載された。単行本全5巻。
アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」をアスラン・ザラの視点でコミカライズ。
主人公、シン・アスカとは異なった視点で描かれることで、本編とは違った見方ができるはずだったが、アニメのストーリーの進行上、アスラン・ザラが中心となったことでその違いが曖昧になった時期もあった。しかしシン・アスカのストーリーに回帰、あるいはキラ・ヤマトの台頭によって、アニメ版との違いが明確になっていった。本編では苦しい立場に置かれていたアスランの苦悩が如実に表れている作品ともいえる。
さらにアスラン以外の人物の視点で描いた続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE Desire」も連載された。単行本全2巻。