前回の続きです。 霊界での生活に備えて魂を向上させる ――人間は何のためにこの世に生を享け、何のために生きていくのでしょうか。 隈本確先生は言っています。 私達が現界人として過ごすこの世の生活は、人間が霊界入りする前段階の束の間のモラトリアム期間であると、そして、この時期に私達人間は、来るべき永遠の霊界での生活に備えて、十分に魂を向上させておかなければならないのです。 その魂の向上は、時として現界での熾烈な苦しみをあまんじて受けることのによって達成される場合もあります。 しかし、そのようにして現界で課せられた過酷なまでの試練を乗り越えた魂は、肉体を去って霊界入りをした暁には、一路、きらめく大霊…