西尾維新による小説
〈伝説〉シリーズの第1弾(本作の続編「悲痛伝」刊行時にシリーズとして位置づけられた)
キャッチコピーは「西尾維新史上、最長巨編」、「最長巨編にして、新たなる英雄譚」
彼の名は空々空。
どこにでもいない十三歳の少年。
風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、
日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。
ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、
しかし意外とよく聞く物語は、
そんな終わりを合図に幕を開ける。
人類を救うため巨悪に立ち向かう英雄は、
果たして死ぬまで戦うことができるのか!?