HB-E210系は、 2015年5月に営業運転を開始した「仙台東北ライン」で運用されている車両で、直流区間の仙石線と交流区間の東北本線を直通することから、環境負荷の少ないディーゼルハイブリッドシステムを搭載する車両として導入されました。 編成は2両編成で、車体はE129系に準じた 20m 級ステンレス3扉・片運転台車両で、客室床面高さは1,100mm のステップなしとなりました。 ハイブリッドシステムは JR東日本既存のシステムと同様で、エンジンは発電専用とされ、列車の走行・速度制御などは主電動機にて行われます。 電源用としてエンジンと交流発電機が搭載されていますが、エンジンは直噴式直列6気筒…