建築史学者、名古屋大学助教。1967年三重県生まれ。1995年名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了、「近代名古屋における郊外住宅地開発に関する史的研究」で工学博士。デルフト工科大学建築学部研究員などを経て2007年名古屋大学工学研究科助教(建築・環境デザイン)。Lab/Archit.共宰。2011年の『自動車と建築』で日本都市計画学会石川奨励賞および第33回国際交通安全学会賞受賞。
3月なのでライオンになっちゃうとこだった! 先月の。 2024年2月に読んだ本と近況 - 宇宙、日本、練馬
坂倉準三設計の羽島市役所旧本庁舎(1959年竣工・2003年DOCOMOMO100選)は解体準備予算が可決され、解体に向けて具体的に進んでいる状況にあります。10月1日市内の不二羽島文化センターにて市民有志による「羽島市役所旧本庁舎の利活用に関するシンポジウム」が行われ、一般聴衆として参加してきました。今年5月に続く第2弾で、会場参加者は80名ほどWeb登録は98名でした。 文化的価値のある建物を本当に壊してよいか、市の負担を軽減して利活用する方策がないかを、成功事例を参考にしながら市民と一緒に考える機会として催されました。 司会は清水隆宏氏(愛知工大准教授)、当初は市の旧庁舎あり方委員会のメ…