病巣 巨大電機産業が消滅する日【電子書籍】[ 江上剛 ]価格: 850 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 日本を代表する総合電機メーカー芝河電機。PC部門で実績を上げて社長にのし上がった南は、会長になってからも会社に君臨する。2002年入社の若手、瀬川大輔は、赴任先のミャンマーで、社命の名のもとやむなく赤字受注した発電プロジェクトをめぐる社内ルール無視の会計処理に異議を唱えたことで、経営監査部勤務を命じられる。 瀬川は内部告発をきっかけに、権力者南会長のお膝元である基幹部門PCカンパニーが危機的状況であることを知るが、告発した社員は瀬川に後を託して自殺してしまう。PCカンパニーだけではなくその…