名嘉正八郎
(読書)
【なかしょうはちろう】
沖縄史学者。1933年台湾生まれ。沖縄県伊是名村出身。1952年琉球大学法文学部地歴科入学（中退）。1960年早稲田大学第１文学部史学科国史専修卒業。63年同大学院文学研究科日本史修士課程修了。1963年に琉球政府文教局教育研究課に勤務。以後琉球政府立沖縄史料編集所長等を経て、沖縄県教育委員会文化課主幹として文化財に係る。工芸指導所所長、沖縄県立博物館副館長、沖縄県立図書館にて歴代法案編集事業主任を務め、94年退職。97-98年中国・魯迅美術学院教授。
著書
- 『琉球の城』アドバイザー 1993
- 『グスク(城)の姿』鹿児島短期大学付属南日本文化研究所 (南日本文化研究所叢書 1995
- 『図説沖縄の城 よみがえる中世の琉球』那覇出版社 1996
- 『グスク探訪ガイド 沖縄・奄美の歴史文化遺産<城・グスク>』ボーダーインク 2002
- 『沖縄・奄美の文献から見た黒砂糖の歴史』ボーダーインク 2003
共編
- 『沖縄の証言 庶民が語る戦争体験』谷川健一共編 1971 (中公新書)
