www.nhk.or.jp後に『愛と喝采の日々』(1977)、『フットルース』(1984)などの名作を手掛けるハーバート・ロスのデビュー作となった作品。 真面目さ故に生徒との接し方に悩むラテン語教師チッピング先生が、舞台女優のキャサリンとの出会いにより「チップス先生」として変貌を遂げていく様子が描かれます。 ジェームズ・ヒルトンの原作小説を大胆に映画化。1度目の映画化(1939年)とは打って変わってミュージカル仕立てにしているのが見どころです。 主演は『アラビアのロレンス』(1962)で大きく飛躍を果たしたピーター・オトゥール。本作でも真面目な男から「チップス先生」へと変貌していく様を持ち前の…