正式名称は塩化ビニル樹脂(PVC)
これを略して「ビニール」「塩ビ」など呼ばれる。
かつての合成樹脂の花形。その名残で、今でも年配の人を中心にプラスチック(この単語も本当は微妙だが)のことをなんでもビニールと呼ぶ傾向がある(例えば、ポリ袋をビニール袋と呼ぶ、など)。しかし、現在は下記の理由により、限られた一部の用途(水道管や電線被覆等)にのみ使われており、日常生活で目にすることはあまりない。
ポリ塩化ビニールを低温で燃やすとダイオキシンを発生するため非常に危険である、なので自宅にある焼却炉などでポリ塩化ビニールを燃やすべきではない。そのためか、現在は公共施設などに設置された焼却炉もほとんど利用されていないようである。