カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクターのリュウ・ケン・さくらが使用する必殺技から由来し、一人が衝撃波を放つようなポーズ、他の人がジャンプしながら空中でその衝撃を受けたようなポーズを取った瞬間を撮影するジョーク写真の撮り方。
変わった集団写真の撮影法として2013年ごろから「HADOUKEN」としてさかんになったがこの写真撮影、写真を示す用語が転じて「ハドウケニング」と呼ばれた。
カプコンUSAは同年4月に、この写真のコンテストを開催、作品を募集した.
参考記事 朝日新聞 2013年4月20日
http://www.asahi.com/business/update/0419/OSK201304190080.html
「ハドウケニング」米で写真コンテスト 世界中でブーム
【清井聡】カプコンのゲームソフト「ストリートファイター」に登場する技を、現実の写真に撮ることが世界中でブームになっている。技をぶつけられた相手が吹っ飛んでいる様子を撮る。流行を察知したカプコンは早速、米国でコンテストを開き、優秀作をホームページ上で公開している。
これらの撮影は、ゲームのキャラクターが繰り出す技の名前「波動拳(はどうけん)」から、英語で「ハドウケニング」と呼ばれ、ソーシャルメディアに載せるなどして楽しまれている。日本の女子高生が友達と撮った写真がきっかけで広まった。
カメハメハ、マカンコウサッポウなどの呼び方もあり、もともと最初に話題になったのは「マカンコウサッポウ」だともいわれるが、世界低な知名度、なじみ方の違いや公式に同ゲームの開発会社が「コンテスト」を開くなどの対応の差もあり、徐々にハドウケニングと呼ばれるようになった。
そこからさらに派生し、同様に「相手に手を触れないまま、超能力で相手に危害を加える」場面として有名な「スターウォーズ」シリーズのダース・ベイダーの超能力を模した写真撮影「ベイダリング(ベイダニング、と紹介する記事もあったが"Vadering"から考えると前者がより近い)」も登場した。
映画のように、一人が手をかざすなどすると、離れた相手が自分の手で自分の首を絞めもだえる光景を演技で撮影すること。
ハドウケニング・ベイダニングって? 【画像・撮影方法】