ゼネラルマネージャー
(一般)
【ぜねらるまねーじゃー】
企業の部門における責任者。総支配人。統括マネージャー。
ゼネラルマネージャー
(スポーツ)
【ぜねらるまねーじゃー】
general manager
総監督。強化部長。GMと略される。
スポーツビジネスにおいてチーム運営及び強化全体の統括を務める役職で、監督（ヘッドコーチ）と同様に重要なポジションである。
いわゆるフロントの一役職なので、兼任でない限りベンチに座る事はなく、競技未経験者が就任する場合もある。
JリーグのGM
- 1991年、奥寺康彦が東日本JR古河（現ジェフ千葉）のGMに就任。彼が日本では第1号とされている。
- 1992年、今西和男がサンフレッチェ広島の強化部長・総監督に就任。二宮清純が彼をGMと表現し、以来定着。
- 1995年、森孝慈が横浜マリノスGMに就任。1997年退任。
- 1995年、横山謙三監督が浦和レッズGMに就任。J2に降格していた2000年シーズン終盤には総監督として指揮を執りJ1復帰へ導いた。2001年退任。
- 1996年、松本育夫が京都パープルサンガGMに就任。1999年シーズン途中、川崎フロンターレ監督就任のため退任。
- 1996年、ヴィッセル神戸の安達貞至強化部長がGM就任。Jリーグ昇格に導く。
- 1996年、溝畑宏大分県企画文化部長が大分トリニティ（現・大分トリニータ）GM就任。Jリーグ参戦を果たし、2003年にJ1昇格。
- 1997年、安達貞至が横浜フリューゲルスGMに就任。1999年チーム消滅。
- 1997年、祖母井秀隆がジェフ市原（現ジェフ千葉）のGMに就任。
- 1998年、清雲栄純が大宮アルディージャのGMに就任。2003年には監督兼任するも退任。
- 1999年、奥寺康彦が新たに誕生した横浜FCのGMに就任。
- 2001年、森孝慈が浦和レッズGMに就任。弱小チームの建て直しに着手し、チームにタイトルをもたらした。2005年退任。
- 2002年、Jリーグを目指すべく創設されたザスパ草津のGMに大西忠生が就任。2005年のJリーグ昇格へ導いた。
- 2002年、佐藤暁が水戸ホーリーホックGMに就任。
- 2003年、下條佳明前監督がGMに就任。岡田武史の招聘に成功した。
- 2003年、東京ヴェルディ1969の唐井直チーム統括部強化担当がGM就任。2005年退任。
- 2004年、田中孝司がベガルタ仙台GMに就任。2005年退任。
- 2004年、三浦泰年がヴィッセル神戸GMに就任。2005年シーズン途中で解任。
- 2005年、安達貞至がヴィッセル神戸GMに復帰。
- 2005年、西村昭宏元監督がセレッソ大阪のGMに就任
- 2006年、柏レイソルの竹本一彦ヘッドコーチがGMに就任。
- 2006年、中村修三が浦和レッズGMに就任。
- 2006年、植木繁晴監督が兼任でザスパ草津のGMに就任。
日本プロ野球界のGM
- 1995年、広岡達朗が千葉ロッテマリーンズで日本プロ野球界初の就任。ボビー・バレンタインを招聘するなど、活発に動いた。1996年退任。
- 1998年、岡本伊三美元監督が、大阪近鉄バファローズのGMに就任。ロサンゼルス・ドジャースとの業務提携に尽力。2002年退任。
- 2003年、中村勝広がオリックス・ブルーウェーブのGMに就任。オリックス・バファローズでも務める。監督就任のため2005年限りで退任。
- 2005年、マーティ・キーナートが、東北楽天ゴールデンイーグルスの誕生に伴い、同球団のGMに就任。成績不振のためシーズン途中で解任。
- 2005年、王貞治監督が兼任で福岡ソフトバンクホークスのGMに就任。世界戦略に動き出した。
- 2005年、高田繁元監督が北海道日本ハムファイターズのGMに就任。
日本プロバスケットボール界のGM
- 2000年、河内敏光が新潟アルビレックス（現・新潟アルビレックスBB）のGMに就任。bjリーグ設立に当たって人道指揮を執った。
- 2002年、成田俊彦部長がさいたまブロンコス（現・埼玉ブロンコス）GMに就任。日本リーグ初優勝に導き、bjリーグ設立に関わった。
- 2006年、東尾修が東京アパッチ代表取締役社長兼GMに就任。
その他
- 平尾誠二（神戸製鋼コベルコスティーラーズGM）
- 長谷高成泰（専修大学GM。大学野球界初のGMで監督兼任）
*1:西武ライオンズ球団管理部長、福岡ダイエーホークス監督・球団社長。
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