2017年の前作『Instant Pleasures』がキャリア・ハイのチャート・アクションを記録する充実作となったシェッド・セヴンの6thアルバム『A Matter Of Time』。今作に至るまでにギタリストのジョー・ジョンソンが脱退したこともあって、ローリング・ストーンズ的なツインギター体制は終了。残ったギタリストのポール・バンクスの志向性が前面に出たハードかつジャングリーなギター・ロック作品となっているのだった。ゲスト参加しているピート・ドハーティのダルな歌声も、リック・ウィッターの覇気のあるそれと好対照を成していて意外と上手く楽曲に溶け込んでいる。というか、アンタもシェッド・セヴン大…