遺伝子の突然変異によって、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混在していること。
漫画 コミック 青年漫画
リスト::漫画作品タイトル
「SUPER JUMP」連載の漫画。作者は緒方てい。
全16巻で一旦幕を降ろし、現在は「キメラ finalChronicle」が連載されている。
古、帝国の為に戦う戦闘種族があった。
破壊と殺戮に長けた彼らを人々は畏怖し、こう呼んだ。
悪魔の種族と。
偏狭の農村で平穏に暮らす少女リン。
だがある日、強大な戦闘国家の侵攻により村は壊滅状態に。
その時、少女の中で何かが目覚めた・・・。
旋律のネオファンタジー登場!!(第一巻裏表紙より)
登場人物
- リン
- 本編のヒロインで悪魔の種族キマイラの末裔、人間とキメラの間に生まれた奇跡の種と呼ばれる。
元はガラハットとマリーの間に生まれた子であったが、キマイラ狩りで命を落としたマリーの変わりにジラフにより辺境の地ファーブルで純粋に育つ。
- タキ
- 額にバツ印の傷が付いたキマイラを憎む青年。リンと徐々に惹かれあい、ガラハットとの特訓で「烈風のタキ」として大きく成長する。
しかしタキの両親を殺したキマイラである6人の戦士ガゼル*1を倒す為にガラハットから疾風も受け継ぎ遂に「嵐」の通り名を手に入れた。
- カイル
- 子供だが子供らしからぬ親父のような発想を持つ、その正体はカーライア帝国皇帝正当後継者カイラード七世である。
誰よりも冷静に戦況を見つめ、その落ち着きと優しい心は後継者に相応しい器をしている。
カイルは王位を継いだ時、民主主義形態をとることを既に決めていた。
- マチルダ
- 大司教として任命されたキマイラの少女、アインに恋をしている。
アインから話で聞いたリンに強い憧れを持ち「リンお姉さま」と心から慕う、しかし立場の大きさ故、遂に彼女自身笑顔を封印してしまった。
- アイン
- ゲイヴォルグの「蒼の騎士団」の一員。仕掛けを作ることに関しては一流の腕を持つ。
エヴァンスに憎まれていたが、命に賭けてもマチルダを守り通す、その信念に一転の曇りも無い為、彼と和解する事が出来た。
- カレン
- タキの幼なじみ、水の都ファルシオンで隊長を務めている、リンとタキの関係に多少の疑問を持っている部分もある。
武術の腕は並みの兵士よりも遥かに高く、本気ではないとはいえリンと互角に勝負することが出来ている。
- ガラハット
- リンの実の父親で己の魂が命ずるがままに生きる、まだ円卓の騎士団が形ある頃に婚約したマリーを探す旅をしていた。
その道中にリンに出会い、ファルシオンでタキに娘と「嵐」の名を託す。しかしサイファーとの死闘で力尽きる。6人の戦士
- サイファー
- 流星の鉄で作られた鎧を皮膚とする、ファルシオンの攻防でガラハットと死闘を演じる。
- ドリス
- 純愛を育もうとするリンを憎む、自身もキマイラだが、かつて自分が人間の子を生まされようとした過去に怒りを抱いている。
- アガサ
- まだ子供だが、妖術を使い攻撃する、その力は人間に改造された力であり、6人の戦士の皆に懐いている。
- エヴァンス
- キマイラである素性を隠し法王庁の修道騎士としてマチルダと接触していたが、人間に失望し、ドリス達に加担する。
- ガゼル
- タキの両親を殺した×印の傷を持つキマイラ、未来ある子供の命は奪おうとせず、憎しみを持つ大人を殺そうとする。
- シス
- 断罪の日にファルシオンを攻める6人の戦士の一人、本当の名前はカイルだけに教え、タキとの決戦の最中、引き分けを要求した。
ゲイヴォルグ
- グスタフ
- ゲイヴォルグの総帥、キマイラに対して情緒不安定である。
- ルドルフ
- ゲイヴォルグの頭脳でグスタフの側近、その正体はキマイラなのか、それとも別の「何か」なのか……。
- アドン司祭
- 大司教の座を狙っていたが、マチルダに役目を取られた為、不貞を雇い、大司教であるための貞操を絶とうとした。
こまどり隊(ゲイヴォルグ)
- オスカ
- こまどり隊のリーダー、自ら冷酷になり憎まれ役を買うことでチームを統率した、タキ達と旅する約束を果たせず散ってしまった。
- ウィル
- アインに憧れている仕掛け作りを得意とする隊員。解散後、ザインと共にクレイモアの孤児院に向かった。
- ルカ
- 新入隊員でキマイラだったが、一度覚醒したことで自分の行いにショックを受け、記憶を失い、知能が退行化してしまった。
円卓の騎士団(カーライア帝国)
- ガラハット
- 若くして天賦の才を持ち主で「疾風のガラハット」として活躍、キマイラであるマリーとの間に子供(リン)を設ける。
- サイファー
- ガラハットを大きく育てた人物。
- グエン
- 「十人力のグエン」として名を轟かせた。ゲイヴォルグで「蒼の騎士団」としてリンとの戦闘の折、行方をくらます。
- ザイン
- 馬術と騎士として優れている為「人馬一体のザイン」と呼ばれた。リンとの戦闘の折、クレイモアの孤児院に子供達と向かう。
- バレンタイン司教
- 男女が旅をする時に、必ず婚礼の儀をさせる。過去にガラハットとマリー、現在でタキとリンが受けた。
- オリファー
- サイファーの弟。法王庁で研究をしており、「博識のオリファー」と呼ばれる。襲い来るサイファーに自らの枷と彼の強さを語り死を受け入れた。
クレイモア(カーライア帝国)
- ヘレン
- 孤児院を営んでいるが、正体は国を追われたカーライア王女のマリゴルッドであり、孤児院で暮らすカイルの実の母親でもある。
その他
- マリー
- キマイラであり、リンの実の母親。ガラハットとの旅の最中、サイファーに何らかの異変を起こされガラハットの片足を奪った。
- ジラフ
- リンの養父であり、ゲイヴォルグで「雷鳴のジラフ」として活躍していた時にマリーを殺してしまう。村を守る為に散る。
*1:しかしそのガゼルの子供達を殺す手助けをしたのはタキの親である
5では仲間にすることができる。装備できる武器・防具は少ないが、攻撃力が高く、ベホマラーを覚えるため、物語中盤ではその力を発揮してくれるだろう。
また、モンスターとしてのキメラは2・4には登場しないが、アイテムとしてのキメラのつばさは登場している。この理由には、
など様々な説がある。