開発コードはR420。
ATiが2004年春に世に送り出した高速GPU。
R420の基本構成は、ジオメトリ処理を行なうVertex Shaderが6ユニット、ピクセル処理を行なうPixel Shaderが16ユニット、ラスタオペレーションも16並列で、メモリインターフェイスは256bit幅でGDDR3に対応、AGP 8xインターフェイスを備える。この基本構成は、NVIDIAのGeForce FX 6800(NV40)と同じ。R420とNV40は、完全に同じフィールドで角を突き合わせることになる。
基本構成はGeForce 6800と同じだが、RADEON X800の場合、その回路の多くはRADEON 9800シリーズの改良および拡張となっており、非常にこなれたチップであると言われている。