Windows Media Player (WMP) 6.4 互換の音声・動画再生ソフト。オープンソースで開発され、GPLで配布されている。
WMPはWindows付属ソフトとして本体とともにバージョンアップを重ねてきたが、バージョン6 *1でMPEG系の再生やプラグインDLLの対応などでいちおうの完成を見たのち、バージョン7からはルック&フィールの大幅な変更、CDリッピングやCD-Rへの書き込みなど多機能化が進められた。しかしその代償として「重い」ソフトになってしまい、音声・動画ファイルのちょっとした再生に使うには不満が生じるようになった。
そのため、クラシックなメディアプレイヤー(つまり6.4)と同等の操作性と軽快さをふたたび使えるようにするソフトとして開発されたのがMedia Player Classicである。外見は古いが、プラグインDLLに対応することで最新のDivXやOgg等も再生できるほか、Real Alternative等のWMPにはないプラグインも利用できる。
*1:バージョン6.4が最終になる