悪逆 作者:黒川 博行 朝日新聞出版 Amazon はあ・・・・・・堪能しました。 今回はあれだね、ハードボイルド増しでした。刑事が二人ともかっこよかった。 いつものデコボコ漫才感やヤーさん風味が薄く、若いほうの「たーやん」はちょっと合田雄一郎(by髙村薫)を思わせるくらい。『マークスの山』の時は関西弁やったもんねえ、雄一郎。 最高の犯罪小説を書くお二人どちらも関西ですが、交流あるのかな・・・あったら素敵だけどないだろうな・・・ 時代とともに洗練される科学捜査、犯罪の複雑化に息をのむ思いでした。 ああ・・・これでまた新作まで待たねばならない。 いっそ黒川博行が二人いればいいのに。「チーム黒川」…