鴻池新田駅から徒歩約5分の住宅地の真中に「鴻池新田会所」が遺されています。新田開発後間もない時期の宝永四年(1707)に完成し、当時のものがほぼ残されていることから、史跡・重要文化財に指定され、郷土資料館となっています。 鴻池新田会所 入口(門) 手前の堀に橋が架かっています 最初にお伝えしておきますと、現在鴻池新田会所は耐震・修復工事のため、令和五年(2023)4月から閉鎖・休館中で、建物内部の見学はできません。3カ年計画での修復らしく、再開は令和七年度となる予定だそうです。そのためここに掲載する写真も外観だけですので悪しからず。 鴻池新田は商人である鴻池家が資本を投下して開発されました。土…