electroweak theory
名前の通り、電磁力と弱い力を統一的に説明できるようにした理論。ゲージ理論の一種である。電弱理論、ワインバーグ・サラム理論とも。
1960年代初期にシェルドン・グラショウがとっかかりを作り、それをスティーヴン・ワインバーグとアブダス・サラムが展開して完成させた。これにより3人は1979年のノーベル物理学賞を受賞している。
1983年にはこの理論が予言したとおりのウィークボソンが加速器によって発見され、素粒子物理学で最も成功した理論の一つと讃えられることとなった。