リスト::学者::自然科学
建築学者。工学博士。
1947年,福岡県生まれ。 1973年から75年まで,イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学。1976年ユネスコのロ−マ・センタ−を経て帰国。 1983年,東京大学大学院工学系研究課博士課程修了。 東京大学工学部助手を経て,現在,法政大学工学部建築学科教授。
冨田 均『東京徘徊』(少年社、1979) この人の仕事は残る。私は疑っていない。 若き日からひとつのことにばかり関心を抱いていると、後年目覚しいお仕事をなさった人に、あんがい早い時期にどこかで、なにかの機会にお逢いしていたということが、よくある。あゝやはりあの人がと、得心がゆく。当時から手応えが尋常ではなかったと。 立松和平さんにも、中上健次さんにも、荒川洋治さんにも、あゝ力のあるヤツだなぁとの手応えがあった。が、才能が独自だと心そこ痛感したのは、冨田均さんだ。もう何十年もお眼にかゝってないが、今でもさよう感じている。 冨田さんがおそらくは二十二歳、私は十九歳だった。高校卒業後ただちに、私は仲…
陰暦十一月十四日。気温4/12.3度。夜中から雨。天気予報では昼前から晴れの予報が午後一時晴れたものゝまた夜まで雨(11.5mm)。夜になつて強い北風(max14.6m )この寒波でこれから冷えるといふ。さう/\昨晩サントリーのONE WINEといふ250mlの缶ワイン(merlot)を飲んだのだつた。ONE WINE 4種飲み比べセットといふやつ。「ネット通販限定」で「小売店やコンビニでは買えない」だと「すぐにネットで買はないと!」。ワインを缶で飲むってどうよ?と思ひつゝ「南フランス産の本格的な」ってつまりPAYS D'OCだろ!250ml×4本セットを注文する。定価2,200円がサントリー…
当初探索する予定がない場所だった。 以前も探索したことがあるはずの場所だし。 でも設置されているものに引き込まれ、探索をすることにした。 たぶん以前は気が付かなかったもの。 気が付いていれば、興味があるものなので、探索していたはず。 ということは以前はなかったが、新しく設置されたもの? う~ん、どうだったのかな? 自分の記憶は全くあてにならないので、考えるのはやめよう。 無駄だ。 それより、探索して発見したものを紹介することにしよう。探索日 2024年3月28、30日番町小学校 上半身だけの二宮金次郎像。 上半身だけのものも珍しいが、他のに比べがっちりしているような気がする。二宮金次郎像の近く…
~隋書が、魏志倭人伝から邪馬台国を削除していた~ 2024.3.18. 殿岡 誠一郎 魏志倭人伝によれば、邪馬台国は「山島」にあった。この「山島」こそが、倭人伝のキーワードであった。このキーワードをもとに、邪馬台国探求の旅が始まる。邪馬台国は、九州の北部沿岸にある“山”の麓にあったのだ。しかも、倭人伝にいう邪馬台国は、後世の中国の正史からは完全に無視されている。倭人伝が邪馬台国としたのは、邪馬台という地名の誤記または誤認、だった。 一方、中国歴代の正史は、各時代の日本の都の所在地を示していた。外交関係を結ぶためには必須の情報であるから当然であるが、それにとどまらず、中国の史書は、日本の歴史をそ…
3本目はこれまでで一番ニッチ&マイナーなお仕事マンガ。独立して個人事務所を構えたばかりの駆け出し建築士・古川矩子の仕事ぶりを描いた『一級建築士矩子の設計思考』を紹介します。 記事を公開するたびに「次はこの作品を取り上げようかなー」と考えてはいるのですが、気づいたら別の作品の記事が出来上がっています。「好きな作品を好きなように語る」がコンセプトなので、語りたくなったタイミングで語るのがよいのでしょう。 それでは今回もお付き合いください。 『一級建築士矩子の設計思考』のここが好き 「駆け出し建築士」のニッチなお仕事マンガ 極めて個人的な「ありえたかもしれない未来」へのちょっとの憧れ 酒飲みマンガ・…
東京と言っても、色々あるので、この場合は、都心という意味。 東京都心の港区に七年ほど住んだあとで、郊外の練馬区で六年ほど住んだ。郊外へ引っ越すと家から出るのが億劫になり、いつの間にやら、都心へ出かけることも少なくなってくる。 都心にいると、夜もつい出歩くことが多くなる。人から誘われやすくなるのか、誘いやすくなるのか、鶏と卵のような関係ではあるが、飲みにいく回数もなぜか増える。 夜出歩かないと、余計なお金を使わなくて良い。でも、だらりとした生活になるので、それが精神的に良いとも思えない。 地価の高いところに済むと、所得も増える、というデータを解析した本を書いていた人がいたが、その指摘は理解できる…
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」118巻の収録全話のあらすじを紹介していく。 (2000年3月発売) こちら葛飾区亀有公園前派出所 118【電子書籍】[ 秋本治 ] 価格:460円(2023/11/22 22:40時点) ●江戸っ娘・擬宝珠 纏の巻 ストーリー 両さんが中川と神田の祭りを見に行くと、日本的な美人が太鼓を叩いて祭りを盛り上げていた。その女性は、神輿に乗って騒いでいる男を引きずり下ろし、タンカを切る気の強さを持っていた。後日、署内でその女性の話をしていると本人が現れる。彼女は卒配となった新人婦警の擬宝珠纏だった。生まれも育ちも神田の五代目の纏は、浅草出身の両さんを田舎者と評する。神…
注意】この原稿は県庁職員採用二次考査の面接の原稿で、今後ブラッシュアップして本番に挑みたいと思います。正直この原稿の六割くらい伝えられたら上出来と思っています。ご一読いただき、忌憚なきご意見をお待ちしております。※あくまでメモ書きで頭の中を整理するとともに言語化していくためのものです。面接は基本的にアドリブなので、ご意見は12/1面接前日までお待ちしております。 この度はお時間いただき、ありがとうございます。 まず付き添いの方を紹介したいと思います。 こちら私の入居している介護施設のケアマネージャーであり、ソーシャルワーカーでもある轡田さんです。 事前に高次脳機能障害であることをお断りしておき…
■東京都、「舟通勤」25日開始 豊洲―日本橋で500円(日本経済新聞2023年10月6日) 東京都は6日、日常の通勤手段として舟を利用する「舟通勤」の第1弾として、豊洲(東京・江東)―日本橋(東京・中央)の運航を25日に開始すると発表した。運賃は500円で、火・水・木曜日の夕方の時間帯に運航する。 所要時間は20分ほど。運航頻度は1時間あたり1便で、午後4〜8時にかけて5往復する。自転車の積み込みや車いす利用者の乗船もできる。専用サイト「東京舟旅」で予約を受け付け、予約していなくても定員以内であれば乗船できる。 舟の定員は41人で、潮位が高い場合には定員12人の舟で運航する。観光汽船興業(東京…
著者:木村純子/陣内秀信発行元:白桃書房 イタリアのテリトーリオ戦略まとめ イタリアのテリトーリオ戦略を読んだ理由 イタリアのテリトーリオ戦略で仕事に活かせるポイント イタリアのテリトーリオ戦略の目次 イタリアのテリトーリオ戦略の感想 イタリアのテリトーリオ戦略まとめ イタリアってなんだかのんびりした国のように見えるけれどEU圏内じゃドイツ・イギリス・vフランスに次ぐ経済大国なんだよな。そして農業大国でもあり、イタリア各地の農産物はブランド品として取引されているんだよな。一方、日本は?という話なんですよね。ローマや、ナポリのような大都市もあれば、その周辺には農産物や、ワインが有名な田舎もある。…
通史として「世界史」をシリーズで読んだのは、これで3回目。はじめは1978年に出版された中央公論社刊『世界の歴史(全16巻+別冊1巻)』。次が2003年に出版された創元社刊『世界の歴史(全10巻)J・M・ロバーツ著』。そして今回が2007年から2009年にかけて出版された講談社刊のこのシリーズになります。あらためて思うのは構成と視点が大きく変化していること。 J・M・ロバーツ氏のシリーズは1976年の著作を改訂し続けたものであり、中央公論社のシリーズとほぼ同年代といえるでしょう。どちらも当時の歴史研究成果の最先端を取り入れていたものの、各国史を年代順に並べたような構成であり、西洋中心の視点で書…
金町の白樺の天ざるです。 蕎麦も天麩羅もボリュームがあって美味かったです。酒の肴もけっこうあるので、ちょこっと飲むのもありかと。人気店のようです。 ★★☆〈2023年春〉 水都 東京 地形と歴史で読みとく下町・山の手・郊外 (ちくま新書 1520) [ 陣内 秀信 ]価格:1,100円(税込、送料無料) (2023/4/16時点)