鉄道輸送において、本土や離島連絡など海洋、湖沼などの水面によって隔絶され鉄道軌道を設置することが困難である場合に、両端を連絡する目的で当該水面上に設けられた航路に就航する船または当該航路自体のこと。主に鉄道会社や関連会社が運行していた場合が多い。
日本では、日本国有鉄道(国鉄)が運航した航路全般を指すことが多い。
国鉄が運航した航路には、鉄道間を連絡するために開設した航路の他に、鉄道会社が運航していた航路を買収後引き続き運航したものも含まれるため、宮島航路などのように、鉄道間連絡という性質が全くない航路もあるが、それらも一括して鉄道連絡船と称している。