自民党の越智隆雄・衆議院議員は、ロイターとのインタビューで、為替円安のメリット・デメリットについて述べました。越智氏は、党内では円安の水準に関する議論がそれほど盛んではないとし、現時点では経済の動向を注視し、影響を見極める段階であるとの認識を示しました。 一方で、ドルが急速に160円方向に振れる場合は、経済政策や通貨政策の担当者が対応を迫られる可能性があると指摘しました。 越智氏は、金融・経済財政に関する幅広い経験を持つ政策通です。現在は自民党の金融調査会幹事長や同調査会資産運用立国プロジェクトチーム(PT)座長を務めています。 外国為替市場では、ドル/円が154円後半まで上昇し、34年ぶりの…