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重武装

(一般)
じゅうぶそう

軽武装の対義語。

基本的には兵器や部隊の武装水準を表現する語か、もしくは国家の武力保持水準を表す語として持ちいられる。応用的に、「(武器に限らず)装備品を多数持っている状態」を指すこともある。

重武装部隊

文字通り、十分な装備を持った部隊のこと。基本的に戦車や重砲が「重装備」であり、これが配備されている状態を指すことが多いか。単純な装備だけでなく、「本気での戦支度」を整えた部隊であることが多い。
「軽武装」以上に相対的な概念である。以下、いくつかの指示対象になりそうな場合を挙げてみる。

  • 「軽武装」が文字通りの歩兵の携行する武器に限られるなら、重機関銃を持つだけでも「重武装」である。
  • 非装甲車両を「軽武装」とするならば、装甲車は「重武装」である。
  • 携行型のロケットや無反動砲がはびこっているなら、戦車でなければ「重」と言えるほどの安全性は確保できない。
  • 空輸できる部隊=軽武装部隊、と考える場合もある。だとすると(空輸可能な)野砲や車両は装備していても「重武装」とは言わないことになる。

重武装路線

国家が大規模な軍事力を保有する状態。自衛力か侵略的であるかはあまり考慮しない*1
これも相対的な概念で時代や周辺状況によって自ずと変化する物ではある。感覚的には、軍事支出が国民経済に占める割合が大きく、国家運営に大きな影響を与えるレベルに達している必要がある。
単純にはスパルタやイスラエルのような、国家存立の基盤が軍事力にある状態を指すことが多い。が、例えばスイスのような「中立を担保するために自前の軍事力を整備する」とか、あるいはかつての西ドイツのような「東側の大軍が国境近くに居座っているのでアメリカ軍の来援まで持ちこたえられる軍事力を建設する」だけでも十分に重武装になることある。

*1:軍事力に限らず力は使い方次第でどうとでもなるものですし

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