o 自民党の中でもハト派と目されていた岸田文雄首相が就任してから1年、意外にも安倍晋三元首相をも凌駕する鷹派的な政策が繰り広げられ、保守層の中からもようやく岸田支持の声を見かけるようになった、2023年6月。 岸田首相は対韓国で2つの大きな「失態」を見せてしまいます。すなわち輸出管理におけるグループA(いわゆるホワイト国)再指定と、日韓通貨スワップ協定の再締結です。 どちらも韓国に多大な恩恵がある一方で、日本には特にメリットの無いものと考えられています。前者は韓国に輸出している企業が手続きを簡素化できるメリットはあるのですが、通貨スワップ協定では日本がローカル通貨である韓国ウォンを借りる意味は…