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第1級海上特殊無線技士

(一般)
だいいっきゅうかいじょうとくしゅ

総務省の無線従事者資格のひとつ。略して1海特、あるいは海特1など。船舶用途の資格であり、国際VHFを使用するのに最低限必要。かつては「特殊無線技士(国際無線電話)」と呼ばれていた。
無線設備を有する総トン数20トン以上の、国際航海に従事する船舶の甲板部職員に必要な資格である。
免許取得後船舶局無線従事者証明を取得すれば、義務船舶局への従事が可能。

下位資格に第2級海上特殊無線技士があり、上位資格に第3級海上無線通信士がある。第4級海上無線通信士第3級総合無線通信士とは上下の互換性がないので、両方所持すれば相互補完となる。科目免除がない限り国家試験では無線工学、法規、英語、電気通信術の4科目を課せられ、特殊無線技士ではもっとも科目数が多い。なおアマチュア無線には使用できない。
日本無線協会が行う国家試験に合格するか、講習会を修了したあと免許を申請し取得することとなるが、条件により試験が免除されることもある。免許は各総合通信局長が発給する。
現在特殊無線技士で唯一、免許証に英訳がつく。

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