いまさらながら、と言われるかもしれないが。 自身の住まいである、衆議院神奈川10区の選挙公報を目にした。 選挙において、候補者やその候補者を公認・推薦する政党が掲げる公約は、投票にあたってもちろん参考にすべきものだろう。 ただ一方で、候補者や政党がこれまで、公約の実現状況ももちろんだが公約以外も含め、どういう政策や主張を展開し、あるいは政治的社会的スタンスをとってきたか。つまり「未来」ではなく「過去と現在」も、投票にあたっては大いに参考にすべきことだ。 「過去ではなくこれから何をするかではないか」という考えもあるかもしれないが、過去はこれから何をするかにも大いにかかわる。 公約でいくら美辞麗句…