盛岡地方裁判所の敷地内、花崗岩の割れ目に生える「石割桜 (いしわりざくら)」です。 品種はエドヒガンザクラで、樹齢は360年を越えています。 先週末で満開になりました! 現在裁判所がある場所は、盛岡藩主の分家にあたる北監物 (きた・けんもつ) という人物の屋敷でした。 その庭園にあった桜が保存されています。 裁判所の建物側 (屋敷があった側) から見ると、庭園の雰囲気が残っています。 昔は「桜雲石 (おううんせき)」と呼ばれていたとか。 この桜 (および裁判所) があるのは中央通り。8月に盛岡さんさ踊りパレードが行われる通りです。 現在は官庁街およびビジネス街ですが、かつては盛岡藩の重鎮が居住…