戸川昌子が1963年に発表した小説。
新装版 猟人日記 (講談社文庫)
Young Adam
1940年代末のスコットランドの港町グラスゴー。雑役人として住み込みで働く青年ジョーは、作家志望だった。ある朝、ジョーは見知らぬ若い女の死体を引き上げた。死体は警察に引き渡されたが、それからジョーは雇い主の妻エラと肉体関係を持つようになる。次々とエラ以外の女性とも関係を結ぶジョーだったが、彼には知られざる過去があったのだ。 イギリスのビートニク作家アレグザンダー・トロッキの小説の映画化。
ヤング・アダム (Modern&Classic)
*1:NC-17 for some explicit sexual content.
*2:Rated R for strong sexual content, some disturbing behavior and language. (edited version)
イワン・ツルゲーネフの短編小説。1852年。
猟人日記 上 (岩波文庫 赤 608-1)作者:ツルゲーネフ岩波書店Amazon帝政ロシア時代の貧しい農奴の生活を写実的に描いた連作中短編集。ツルゲーネフは農奴制を批判したとして逮捕されるが、アレクサンドル2世による農奴解放という決断に大きな影響を与えた…。『猟人日記』に対する一般的な認識はだいたいこんなところだろうか。 しかし、実際に読んでみると、かなり印象が違う。確かに農民たちの貧しい生活を克明に描いた短編もあるが、猟師、医者、地主、貴族、知識人など様々な階層が物語の主人公になり、身分違いの恋や病気、奇行、激しい葛藤、別れ、死といったあらゆる生の諸相を描き出したいという異様な情熱に支えられ…
朝:ウェブ上につくる「人物記念館ミュージアム」のズームミーティング。だいぶ形になってきた。 午後:JAL時代の同窓会(成田客乗時代)を蒲田の「銀座アスター」で開催。向かって左から、山崎、望月、松尾(福岡から)、環、久恒、堀。それぞれの事情を抱えてはいるが、みな元気。楽しい3時間でした。 夕:シェア書店の移動のため神保町へ。 「猫の本棚」の私の「人生100年時代」書店の本を本を撤収。店主にご挨拶。 次に、明日オープンするシェア書店「ほんまる」(さくら通り)に本を運ぶ。「アクティブ・シニア革命」の本棚を開設。 ーーーーーーーーー 「名言との対話」4月26日。戸川昌子「孤独という切符を買ってでも、自…
(本書の内容のほか、戸川昌子『猟人日記』の内容に触れていますので、ご注意ください。) 都筑道夫の『二十世紀のツヅキです 1986-1993』というエッセイ集を読んでいたら、昔、『妖奇』という雑誌に、男と性行為を行った女が、別の女を殺して、その膣内に男から取った精液を注入し罪を着せる小説が載った。批評家の顰蹙を買ったが、その後、別の作家が同じトリックを用いたときには、ほとんど問題にならなかった、という話を書いていた[i]。 おやおや、と思ったのは、この「別の作家」というのが明らかに横溝正史で、作品もすぐにピンときた。本書『悪魔の寵児』(1959-60年)である。同じトリックを扱った探偵小説がすで…
映画「華麗なる一族」「八つ墓村」などに出演し、舞台、テレビで数々の作品に出演した女優の山本陽子が20日に急性心不全のため静岡・熱海市内の病院で死去したことが21日、分かった。81歳。 2月2日にはテレビ出演し、晩年も仕事への意欲を見せていたばかりだった。品のある凛とした美しさと妖艶な色香で多くのファンを魅了し、清楚な役も悪女役もこなしたスター女優がひっそりと他界した。 複数の関係者によると、山本陽子は70歳を機に東京から熱海市に移住しており、双子のように仲の良かった実の姉が昨年春頃に死去。その後、気落ちすることも多かったが、仕事への意欲は衰えなかったという。 今月2日に放送されたテレビ朝日系ト…
猟人日記 仲谷昇 Amazon ★★★ エリート会社員の本田一郎(仲谷昇)には妻・種子(戸川昌子)がいたが、こっそり安アパートを借りてナンパに勤しんでいた。彼はナンパ相手の女性を獲物と呼び、その逢瀬を「猟人日記」に赤裸々に綴っている。ある日、獲物の一人が何者かに殺された。それを皮切りに一郎は追い詰められていく。 原作は戸川昌子の同名小説【Amazon】。 アガサ・クリスティ原作の某映画みたいなトリックが使われている。犯人はすぐに見当がついたものの、このトリックには騙された。改めて見直すと誤認させるための構成に舌を巻く。予めあの人物を出したうえで、ああいう扮装をさせて同一人物のように錯覚させるの…
Huluで官能的な良作が見たい。人が愛し合う物語が見たい。エロいけど勉強になるドキュメンタリーが見たい。純粋にエロい作品が見たい、、、そんな方々のために。
買って来るぞと 勇ましくちかって故郷を 出たからは、なんて軍歌があったかなかったか(笑)。昨日の大阪は18℃、私にとっては半袖Tシャツでちょうどいい気温でしたが、世間ではそうはいきません。で、貧しい買い物をしてきました。 『東洲しゃらくさし』松井今朝子 『なつかしい芸人たち』色川武大 『歴史―二本松藩士の維新』榊山 潤 『レキシントンの幽霊』村上春樹 『流行歌手』(上・下)小堺昭三 『猟人日記』(上・下)ツルゲーネフ 『心に残る物語―日本文学秀作選 右か、左か』沢木耕太郎 今月も沢山買ってしまったぞ、積読本は500冊ぐらいか、嗚呼。
Ⅰ.文学(ロマン主義) Ⅱ.文学(写実主義) Ⅲ.文学(自然主義) Ⅳ.物理・化学 Ⅴ.生物学・医学・交通・通信 Ⅵ.交通革命・通信革命 Ⅶ.美術 Ⅷ.音楽 はい、どうもです。 ここでは、定期テストや大学受験で出題されるであろう内容をまとめております。 今回は「19世紀ヨーロッパ文化」編です。それでは見ていきましょう。 Ⅰ.文学(ロマン主義) (1)ロマン主義・18世紀末から始まり、ウィーン体制時代に主流となった・啓蒙思想への反発、感情や個性を重視 (2)ドイツ ①ノヴァーリス:『青い花』 ②グリム兄弟:『グリム童話』 ➂シュレーゲル兄弟 ④ヘルダーソン:ドイツ最大の詩人と評される ⑤ハイネ・…
9月下旬に気になったイタリアの新刊本たち(刊行が9月ではないものも含む)。 ベルナルド・ザンノーニ著『25(25)』Sellerio, 2023/8/29 フランチェスコ・パチフィコ著『トップ(il capo)』Mondadori, 2023/9/5 ルーカ・ジェルヴァージ著『きみといっしょに七つの生を(7 vite insieme a te)』Sperling&Kupfer, 2023/9/19 フランチェスコ・フィオレンティーノ著『三十年の5日間(Cinque giorni fra trent'anni)』Marsilio, 2023/9/19 クリスティーナ・ベルトラミ編『ナソン&モレッ…
主人公、準主役、印象的な脇役が「歌手」の映画(記録映画は除く) いっぱい思い出すが それでもまだまだいっぱいあるはず、、、 おもいつくまま、、、 お熱いのがお好き、ギルダ、大砂塵、ボディガード、ドリームガールズ、ボヘミアンラプソディ、ロケットマン、ローズ、フォーザボーイズ、レイ、ティナ、ジョルスン物語、エディットピアフ愛の参加、歌え!ロレッタ愛のために、アリー/スター誕生、スター誕生、ジュディ虹の方に、イエスタディ、ナッシュビル、アイムノットゼア、ウディガスリ/ーわが心のふるさと、オーケストラの少女、喝采、バーレスク、嘆きの天使、キャバレー、8Miles、ウォークザライン/君につづく道、天使に…
以上、『女賭博師壷くらべ』(1970:井上芳夫)より きょう5月15日は、美輪明宏(みわ あきひろ)さんの誕生日です。1935年生まれの88歳になりました。おめでとうございます。長崎県長崎市出身。兄と姉と弟のいる五人兄弟の次男。本名は丸山明宏。長崎海星中学校卒業後、上京。国立音楽大学附属高校中退。1952年から銀座のシャンソン喫茶「銀巴里」で歌い始める。1971年までは本名の丸山明宏・名義で活動。オフィスミワ所属。 美輪明宏さんの映画出演作は、 1957.05.28『永すぎた春』(1957:田中重雄)、 1957.12.01『暖流』(1957:増村保造)、 1958.01.15『女であること』…