The Incredible Melting Man
土星探査船から帰還した宇宙飛行士スティーヴには異変が起きていた。肉体がどろどろに溶け始めたのだ。しかも肉体を維持するには人肉が必要になってしまっていた。病院を脱走したスティーヴ=溶解人間は、次々と市民を惨殺していく。一方、かつての同僚もスティーヴを追跡するが。 低予算B級SFホラー映画で、緊張感のない演出と意味不明だが妙な映像が記憶に残る作品。若きリック・ベイカーによるグロテスクなメイクは見もの。
僕が根っからの映画好きな理由。 そして、僕の過去を少しお話ししようと思います。 かなりディープなお話ですが、僕の記憶が薄れる前に、僕がこの世に産声を上げ、産まれた意味や生きてきたという記録として残すことにします。 昔から両親ではなく、祖父母との生活が多かった。 実家は著しく貧乏で、祖父母は裕福な家庭。 親父は働きに出てほとんど家にいない、商売をしてた祖父母の元で学校や幼稚園が休みの日はそこで生活してきた。実の息子のように育ててくれた祖父母だが、大の映画好き。 世代の人ならわかると思いますが、ゴールデン洋画劇場をご存知でしょうか。 80年代から90年代にかけて、ギリギリ平成初期もだが今のようなフ…
上半期どころかもう下半期も終わろうとしているのに、いまさら上半期旧作ベストです。いやぁしかし今年はもう暑くて暑くて憔悴していたわけですが気づいたらもう雪が降るほど寒いってんだから時の流れは速いもんで、而立から不惑までもきっとあっという間なんでしょうなぁ。と、余談はさておき本題。今年の1月から6月の間に見た作品の中からとくに面白かったものについて、簡単に書いていきます。順位はありません。 『喜劇"夫"売ります』(1968) こちら→https://hige33.hatenablog.com/entry/2023/06/30/230948に個別で記事を書きましたが、これは言葉も大変面白く、役者の表…
以前からポツポツ描いていた、大学を舞台とした研究の現場マンガ、「吐きだめの研究室」第1巻が、amazonのKindleマンガとしてリリースされたので、こちらでもご報告を……。なお、本作はBowing Being名義である。 吐きだめの研究室 第1巻 作者:Bowing Being Amazon 日本のどこかにある県の、国立大学を舞台とした短編が5本。もちろん、完全なるフィクションである。 かな〜り粗雑な図絵であるが、気軽に(?)読めるギャグなので、お気が向かれたらまあお一つ。論文執筆・研究遂行・研究環境において何が問題なのか?という事については、ごく簡単に解説的なものも入れているので、まあ大丈…
出番は終盤にちょっとだけ。にもかかわらず作品の顔になった「宇宙水爆戦」のメタルナ・ミュータント。理由はひとえにデザインのインパクト。そのアルティメット・アクション・フィギュアが「蓄光バージョン」で登場です。 「宇宙水爆戦/ メタルナ・ミュータント アルティメイト 7インチ アクションフィギュア(ブルーグロウ Ver.)」(スーパー7謹製)ただでさえ素晴らしい造形なのに光る!それも発光パーツによるとんがった光ではなく、蓄光によるもやっとしたぬくもり。 昼と夜。一粒で二度美味しい。暗くなるのが楽しみになってしまいますね。他にも蓄光系のフィギュアってあるのかしら?と思って探したら結構あるんですね(と…
~レンタルビデオ店にて~ S原:はじめまして、今日から働くS原です。よろしくお願いします。 Y木:あー店長が新人のバイトが来るって言ってたな。そうか。じゃ、よろしく頼むな。 S原:はい。あのー……(店内をみまわして) Y木:うん? S原:お客さん、いませんね。 Y木:そうだな。この時間は空いてるんだよ。 S原:もしかして、なんすけど。 Y木:どうした? S原:もしかして、ぼくたち……だれもいない世界に入り込んだんじゃないでしょうね? Y木:何言ってんだ、おまえ。 S原:先輩……怖いっすよ……これ、パラレルワールドってやつですよ! Y木:違うよ!お客さんがいないだけだよ。くだらないことを言ってな…
2023/07/05 水曜。一週間の折り返し。山折りならば下り坂、谷折りならば上り坂。あくまで机の上の話。エアコンで相対的に増幅する暑さ。肌の露出。エロの季節。性的な眼差し、表返しの特別視。 マスクを外す機会の増加。なにせ暑すぎる。よく去年まで、外さずにいれたなという驚愕。正直な話、マスク社会は自分にとってメリットの面が強かった。顔面の70%を、合法的に隠すことができるから。それも過去の話。今やマスクは外さないと「変化に適応できない情けない奴」のレッテルになりつつあるというのは言い過ぎか。 顔面に自信がない。自分のことというのは、周囲の認識以上に気になる。当たり前のことかもしれない。自意識の度…