1893〜1966、京都生まれ。幼くして両親を亡くし、幼少時代には貧困や病気に苦しむが、青年期より石塚左玄の食養法によって健康を回復。晩年にいたるまで、「マクロビオティック」と称する食養指導家として、世界をまたにかけて活躍した(;通称;「ジョージ・オーサワ」、フランスでは「ジョルジュ・オーサワ」)。反戦運動家でもあった。
代表的著作とされる、『無双原理・易』は師である石塚左玄の食養理論を彼独特の易の概念で説明を試みたものである。この無双原理を元にマクロビオティックの理論は構築されている。同書中では化学の理論は全て無双原理で説明できると述べており、現在の科学概念よりも優れた理論であるとしている。
この事から、桜沢如一の理論はニセ科学として捉える事も可能であると考えられる。
また、生体内元素転換を唱えたフランスのルイ・ケルブランとも親交があり、オカルティストとしての側面も持っている。