本省人とは、本来は中国や台湾で、自分の所属する省(日本では都道府県に該当する)の人のことを指す用語である。 しかし台湾では、1946年1月の国府行政院訓令により、「1945年10月25日より中華民国の国籍を回復した」ものとされ、この訓令で中華民国国籍を回復した男性(すなわち、台湾(台湾省)が帰属する以前からの住人)とその子孫のことを本省人ということが多い。 また、訓令以降に中国大陸から逃れた中国国民党の関係者及びその子孫などは台湾省以外に本籍を持っているために外省人と呼ばれている。
こんにちは。冨樫純です。 哲学や倫理学に興味があり、それに関連する本を読んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 行ってみなければわからない 2012年の秋に台湾に行って来ました。 ぼくの本、『動物化するポストモダン』の中国語版が刊行されることになり、向こうの出版社に招かれたのです。 台湾の人は日本好きが多い、というのはよく聞きます。けれども本当はそれほど単純ではありません。 台湾には、台湾人(本省人)と外省人という区別があります。台湾人というのは、日本の植民地時代からずっと台湾に住んでいるひとです。 外省人は、第二次世界大戦後、国…
寺島実郎の「世界を知る力」の4月。 日本の進むべき道。日本再生の構想ー日米関係の再設計。 岸田首相訪米:「日米同盟の最大強化」「産業協力の深化」。アロガント(傲岸な目線)とスレイビッシュ(卑屈な同調)。「日本が共にあり」「地域パートナーからグローバルパートナーへ」。自発的隷従。「日米軍の技術統制の向上」。片務性から双務性へ、世界紛争へ」 何を主張すべきだったか:日米関係を創造的に進化させるべきだ。1「尖閣諸島の領有権の明確化」。米国は施政権は日本にあるとするが、領有権はあいまいにしている。2「日米の包括的経済協定(EPA)」。日米には自由貿易協定は存在しない。3「非核平和主義」。核危機にイスラ…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和六年(2024)4月11日(木曜日) 通巻第8212号 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 中国共産党の馬英九評価は、「利用価値の高いイディオット」(役に立つ馬鹿) 馬英九(元台湾総統)が習近平と北京で会談**************************************** 4月1日から中国を訪問していた馬英九(元台湾総統)は、広州から西安を巡り、北京に入るとまっさきに盧溝橋にある「反日記念館」を訪問した。北京大学も訪問し、…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年3月7日 YAHOO!JAPANニュース 現代ビジネス「「少子高齢化に苦しむ島国」日本と台湾…両者の「決定的な違い」がもたらす現実 台湾で注目の委員 今年の台湾総統選挙と並行して行われた台湾立法委員選挙。民進党が過半数を取れず、捻じれ国会を生んだダークホースといわれる「民衆党」に、いま注目の委員がいる。 【写真】韓国・文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…! 台湾政界初のベトナム出身の立法委員・麦玉珍(ユイ・ツエン 50歳)氏だ。比例代表の当選者8人中5番目として初当選を果…
~隋書が、魏志倭人伝から邪馬台国を削除していた~ 2024.3.18. 殿岡 誠一郎 魏志倭人伝によれば、邪馬台国は「山島」にあった。この「山島」こそが、倭人伝のキーワードであった。このキーワードをもとに、邪馬台国探求の旅が始まる。邪馬台国は、九州の北部沿岸にある“山”の麓にあったのだ。しかも、倭人伝にいう邪馬台国は、後世の中国の正史からは完全に無視されている。倭人伝が邪馬台国としたのは、邪馬台という地名の誤記または誤認、だった。 一方、中国歴代の正史は、各時代の日本の都の所在地を示していた。外交関係を結ぶためには必須の情報であるから当然であるが、それにとどまらず、中国の史書は、日本の歴史をそ…
2024.1.18❝日本の闇はシオニストに繋がる❞ 絹声七色 2024年1月18日 https://www.youtube.com/watch?v=SuISv1twdZ0 アメリカは〇〇を使って日本を統治した 深田萌絵TVチャンネル登録者数 26.1万人 要旨アメリカ(シオニスト・ネオコンCIA)は戦後GHQ占領政策を行ったが、その占領政策を永く持続するために日本の支配層から日本人を排除して権力の中枢に北朝鮮と浙江財閥の外省人である台湾の人々を配置した。保守と言われる言論人や政治家や財界人の多くは彼らと深い関係を結び資金援助を受けていて日本を海外に売り飛ばしている。彼らは中国や北朝鮮へ軍事技術…
昨年久しぶりに台湾に行って、現地の人達と食事をしながら「中華料理」について考えてみた。かの人たちも、日本には何度か出張していて「日本の中華料理」も経験している。中国大陸は広く、料理も多様だ。ただ今の台湾人は、 ・もともと台湾に住んでいた人の子孫「本省人」 ・国民党政府と共に台湾に移ってきた「外省人」 に別れる。外省人もいろいろな土地がルーツなので、四川も広東もみな「中華料理」である。彼らは、日本の中華料理は炭水化物が多すぎると(外省人も本省人も)いう。宴会料理だったからそうなのかと思ったのだが、総じて炭水化物は前菜かそれに近い位置付けで少し出るだけ。いわゆる「〆の○○」というものはないのだ。 …
台湾総統府内にて 新幹線で台北駅(英語表記Taipei Main Station)に戻って来ました 昼食は「阿美飯店」 隣接する同系列店「好記担仔麺」は1867年創業 担々麺では台北一との評判店 二店ともガイドさん一押しです トイレにかかっていた暖簾と 男子トイレのドアの文字が???「金玉(きんぎょく)満堂」とは 黄金や珠玉などの宝物が家の中に満ち溢れていること 転じて学識や知識が非常に豊富なこと例文「彼は 歩く辞書と言われる位の博識で まさに金玉満堂だ」出典は老子九章「金玉 堂に満つれば 之を能く守る莫(な)し」 バスの車窓から 台北101を 手前に松山空港 免税店で 妻がシャネルの香水を購…
俺はちょっと台湾原住民に詳しいんだ。ちょっとだけ。 学生の時、語学留学ついでで大学の先生に連れられて台湾原住民のパイワン族の村に行ったことがある。ご飯食べさせてもらって、色々お話を聞いて、家とかとんぼ玉見せてもらって、なかなか得がたい機会だった。商売上手な奥さまからとんぼ玉も買った。 そのときに一言だけパイワン語を覚えた。 マリマリ。 意味は「ありがとう」。それしか知らない。正しい発音はmarimariなのか、malimaliなのかも知らない。表記は多分ローマ字なんだろうけど、どう表記しているのか、そもそも文字で書くことがあるのかも知らない。なぁ〜んにも知らないけど、マリマリって言葉だけ覚えて…
オールド台湾食卓記 ――祖母・母・私の行きつけの店 (単行本) 作者:洪 愛珠 筑摩書房 Amazon 台湾は若いと同時に、歴史が豊かに層をなした島でもあります。衝突でできた傷もあれば、融合が生んだ美しさもあります。本書を執筆した当初の動機は、母の死去をきっかけに、清朝時代、福建省泉州から台湾に渡来し、北台湾に定住して200年ほどになる台湾本省人家庭の我が一族の食と暮らしをふり返り、記録することでした。私の子ども時代の食卓とは、すなわち祖父母世代の食卓であり、台湾料理のひとつのサンプルといえるものです。比較的よく知られた旧都台南の料理とも少し異なり、戦後台湾に渡来した中国各省の料理とはさらに異…
3泊4日の台北滞在、スケジュールは午後から夜にかけてだけ。午前11時にホテルのロビー集合というパターンが多く、朝ご飯を済ませた後はゆっくりできる。しかし久しぶりの台北、できるだけ散歩しようと毎朝出かけた。 お供は、4年前に使ったガイドブック。今ではほとんどスマホで調べられるのだが、当時は重宝したものだった。 4年前から塩漬けになっていた交通ICカードが、やっぱり使えた。コンビニでお土産も買えるしね。ホテルの最寄りメトロ駅は<象山>、通勤客に混じって方々に出かけてみた。 懐かしかったのは、双連駅近くの朝市。野菜や果物は新鮮・豊富・安価で、長い行列ができる店もある。 これは<龍山寺>。台北市内最古…
「クーリンチェ」を観るのは三度目である。 日比谷シャンテで観た。 観る前から、「なんで4時間もある映画なのに何度も観ちゃうんだろうなぁ」と思っていた。 1960年代の台湾を舞台に、一人の少年を主人公にして学校や家庭にはじまる「社会」を丁寧に描いていることが理由なのかなあ、と思いながらぼんやり観る。 最初にこれを観た時――大学生の頃は、単なるファム・ファタールの小明に対する、小四の欲求の話だと思っていた。小明が「わたしは社会と同じ。かわらないのよ」と言う場面や、「みんなわたしを変えようとする」という台詞はだから、単に小明の男性によりかかるしかない生き方を小明が受容していて、彼女は人生に対する覚悟…
多様性とかLGBTQとかいわれるこのご時世、 少しでも理解に欠けるようなことを口にすると 袋だたきにあいそうな気がするんですよね。 もちろんしあわせになる権利はすべての人にあるべきで、 そこに疑問の余地はないんだけど、 でも、このお父さんの感覚、 わかるよなって言いたくなります。 祝宴 著者は台湾人ですね。 飛ぶ鳥を落とす勢いのTSMCを思わせる 台湾の大手IT企業の役員一家の物語です。 父親の明虎は仕事の関係で日本滞在が長く、 娘二人は日本生まれ、日本育ちです。 とはいえ、両親は台湾人なので、 日本社会の中で自分はヨソモノなのだと、 長女の瑜瑜(ユユ)は気づき、 不登校になってしまいます。 …