空中戦で多数の敵機を撃墜した搭乗員。エース(米英)、アス(仏)、エクスペルテ(独)。
第一次世界大戦において、10機以上撃墜した者をフランスでアス=切り札と呼んだのが起源。その後5機以上撃墜が撃墜王・エースの条件として定着する。
ほとんどは戦闘機パイロットだが、複座の戦闘機では「後席エース」という言葉もある。
大規模な空中戦が行われない今日では、なかなか撃墜王は生まれない。
撃墜王各国代表
第一次世界大戦
- マンフレート・フォン・リヒトホーヘン(独、80機)
- ルネ・フォク(仏、75機)
- エドワード・マノック(英、73機)
第二次世界大戦
- エーリッヒ・ハルトマン(独、352機)
- 西沢広義(日、87機、120機、147機等諸説あり)
- 岩本徹三(日、80機、150機、216機等諸説あり)
- イワン・コジェドゥブ(ソ、61機)
- リチャード・ボング(米、40機)
- ピエール・H・クロステルマン(仏、33機)
- アドルフ<セーラー>マラン(英、32機)
朝鮮戦争
- エフゲニー・ペペリャエフ(ソ、23機)
- ジョゼフ・マッコンネル(米、16機)
- 王海(中共、9機)
- カム(北朝鮮、8機)
ベトナム戦争
- グエン・タン(北ベトナム、13機)
- チャック・デブルーブ(米、兵器システム将校、6機)