大祭の2日目。本祭は滞りなく終了し、大広間で直会(なおらい)が始まっている。 ワシャの町には県議会議員が2人いるのだが、その一方の自民党議員が本祭に出席し、直会にも参加した。長い挨拶を終えると、その県議、弁当も開かず「所用があるので」とそそくさと帰っていった。 そんなことは意にも介さず、長老とワシャは「獺祭」を呑んでいる(笑)。のどかな春のひと時だった。 そのうちに餅配りの準備をするということで、飲んだくれの長老連は隅っこに追いやられたが、そんなことにはまったくめげずに気炎を上げているのだった。 午後2時を過ぎて、雨脚がやや強くなっている。さすがの長老連も、そろそろ持ち場につかないと、女性理事…