作家 1994年「化身 アヴァターラ」で第5回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。 代表作に「美少女代理探偵根津愛」シリーズがある。*1
*1:こんな名前ですが中身はれっきとした本格ものです。
寄席に行ってみたいと思う。行こうと思えばいつでもいけるのだが、まだ実現できていない。敷居の高さをなんとなく感じてしまうのだ。寄席は客を選んだりしない。それはわかっている。こちらが落語家の意図を読めないのではないかと勝手に心配して、二の足を踏んでいるのだ。 行けばいいのだと思う。そして、面白いと自分が感じたときに、ただ笑えばいいのだ。 高座にかかる話には、様々なトリックが仕込まれているものもあるのだろう。それが、以心伝心に伝わるようになれば、いっそう楽しめるようになるはず。そのためには、普段からの勉強も必要か。 相川晶さんの神田紅梅亭寄席物帳シリーズは、落語の世界を知るための絶好の教科書である。…
■目次 1. あらすじ 2. 感想 1. あらすじ 売れない作家・柏原は交通事故で一週間分の記憶を失う。 その日を境に、突然意識が遠のき恐ろしい「穴」を見る発作を起こしてしまう。 十一年後、謎の美女・舞華と偶然出会った事をきっかけに、封印されていた記憶が戻り始め……。 2. 感想 愛川 晶さんの作品は初めて読むのですが、なるほど、これは悪くはない(けど良くもない)。 ミステリーとしてあっと驚くようなトリックや展開があるわけではないのですが、「これがどう繋がるんだろう?」というような伏線が至るところに散りばめられていて、続きが気になる書きっぷりとなっています。 まずストーリーを構成している要素が…
『創元推理(10)』1995・秋号(東京創元社) 第六回鮎川哲也賞の受賞作発表号であり、大賞受賞者である北森鴻と佳作受賞者である佐々木俊介と村瀬継弥の短篇が掲載されています。また、創元推理評論賞の発表もおこなわれており、受賞者の千街晶之と佳作の田中博の評論も掲載されています。 「第六回鮎川哲也賞・第二回創元推理短編賞・第二回創元推理評論賞決定のお知らせ」 鮎川賞は北森鴻と佐々木俊介、短編賞は『推理短編六佳撰』、評論賞は千街晶之と田中博、何という豊作の年だったのでしょう。市川拓司の名前が鮎川賞二次予選のメンバーにあって意外でした。もともとは本格畑の人だったのでしょうか。 大賞受賞者のコメントと、…
作品名 六月六日生まれの天使 作者 愛川晶 総合点 72点 容姿 不明 年齢 40代 職業 水商売 性格 不明 大きさ Eカップ 合意 有,無 タイプ 和,口,強,3P 回数 複数回 対象 元自衛官、ヤクザ 勝ちヌケル度 2 書評 挿入したまま記憶喪失になったヒロインは、徐々に処女でレイプされたことや憎い男達に3Pされたことを思い出し。 六月六日生まれの天使 (文春文庫)作者:愛川 晶文藝春秋Amazon
愛川晶「落語刑事サダキチ 神楽坂の赤犬」(中央公論新社)を読了。 落語の説明は丁寧だし、ミステリとしてもきれい。刑事2人のキャラクターも、話がすすむにつれ愛着が沸く。 安定感あって、こういう作品は好き。 愛川さんといえば長年第一線で書き続けているイメージがあるけど、文庫書下ろしをこんなにいろいろやっているとは、正直知らなかった。 解説がやたら宣伝めいていて、どうにも不自然に感じたのでちょっと調べてみたら、驚きの事実がわかり、なるほどこれが一番オチとして面白い。 落語刑事サダキチ 神楽坂の赤犬 (中公文庫) 作者:愛川晶 中央公論新社 Amazon
読了。各話のトリックに気持ちよく踊らされるのはもちろんのこと、前作「神楽坂の赤犬」の登場人物が再度お出ましなさったりしてあちこち楽しい。わくわくしちゃう。ネタ元の噺を聴いたら2周め突入します! https://t.co/tHrg1L9frF— almost everyday. (@almost_everyday) 2023年6月22日 そしてお昼は巻末エッセイ「稲荷町のグルメ」です。作ってるときの匂いからしてこんなん美味しいに決まってるじゃろと思いましたが、いざ食べてみたら想像以上。残念ながら沢庵がなかったので淡く漬けたとうもろこしときゅうりを添えました。また作るぞ…! pic.twitter…