私本太平記(五)吉川英治吉川英治歴史時代文庫651990年4月11日 第1刷発行1990年9月13日 第3刷発行 (四)の続き。 megureca.hatenablog.com (四)では、隠岐に流された後醍醐帝が、宮方の支援をうけて隠岐脱出!そして、その宮方を成敗せよ!と北条高時に命じられた足利高氏が、妻と子を人質として鎌倉においたまま、西へ旅立つ。しかし、それは、高氏の北条家への謀反の始まりだった、ってところまで。 やはり、教科書では本の数ページ、もしかすると数行でおわってしまう「建武の新政」の始まりは、帝の脱出劇があり、高氏の反逆劇があり、、、こんなに面白い話だったのか、と。吉川英治さん…