維新道楽紀行①「飛騨高山」ー令和4年8月19日(土)雨 今年のお盆休みは、縁あって岐阜県高山市に行ってきた。 日常生活に戻った今も余韻が残っている。 「維新道楽紀行」と銘打ったが、鹿児島や萩のように歴史的興味だけで行ったのではない。自分を見つめ直す旅だ。 特急列車で自分を見つめ直すことができた。4時間の車内で読んでいたのは、広中平祐『学問の発見』(講談社ブルーバックス)だった。 「試験でいい点数をとる。あるいは高度の理論を理解するだけで自己満足を覚える時代は過ぎ、何かを創造しなければならない段階にきたのである」(91頁。「創造への飛翔」より) 私は数学のことは全然わからないが、これからの自分の…