前編(これまで)のまとめ 大相撲元横綱・白鵬の宮城野親方が所管する宮城野部屋(すでに処分され、一般職員に/部屋は4月6日付で閉鎖)で起きた現役幕内力士・北青鵬による暴行事件をきっかけに、いわゆる「モンゴル閥」追放へ角界が動き出した。 八角理事長(元横綱・北勝海)現執行部は、夏までに元宮城野親方(白鵬)の協会追放を内定している。併せて、モンゴル出身幕内力士への引退勧告を行う構えだ。 前編では、いわゆる「相撲賭博」発覚の入り口まで書いたが、今回はその「相撲賭博」の事実を公表した故放駒理事長(元大関・魁傑)以降の相撲協会vsモンゴル軍団の暗闘を書いていきたい。 故放駒理事長と白鵬との密約 故放駒理事…