Sniper
アメリカ海兵隊のベテラン狙撃兵トーマス・ベケットは、相棒の観測手(スポッター)を失い続けて来た。彼の新たな任務は、南米麻薬王の暗殺。ベケットは、腕の良いSWATの狙撃手で経験の浅い若手ミラーと組むことになる。2人は南米のジャングルに踏み込むが、現地には彼らを付けねらう敵狙撃兵もいたのだ。
米軍狙撃兵を主人公にした異色のアクション・ドラマ。主人公2人の緊張感のある関係を主軸に、手に汗握るアクションを交える。ペルーの映画評論家出身のルイス・ロッサの演出、奥行きのある構図を生み出した撮影監督の名手ビル・バトラー、ベレンジャーやゼインの演技など好評に迎えられ、トム・ベレンジャー演ずるベケット曹長を主人公にした続編が2本製作された。