古式捕鯨と塩釜第4回(塩釜から見える鯨料理③) この連載は、2024年2月(財) 日本鯨類研究所から出版された鯨研通信500号の「古式捕鯨と釜釜」に新たに写真や解説を加えたものである。 出典 日本鯨類研究所から出版された日本鯨紀行(西日本編) 朝鮮通信使が対馬から江戸へ向かう各地で、七五三膳の饗応献立で通信使それぞれの身分に応じて最高の御馳走をだしていた。 1624年の七五三膳の本膳・兵庫県室津で 出典 朝鮮通信使の饗応 1624年の七五三膳を再現’(室津会駅館で再現・鯨料理はない) 以下の正徳元年(1711)から翌年にかけての饗応の記述から、鯨が最高級の食材だったことがわかる。 この記録では…