天塩川は北見山地の天塩岳を源流とし、北海道の北部を流れる一級河川。
本流の長さは256kmと全国で4番目、北海道内で2番目に長い。
その源を北見山地の天塩岳に発し、士別市及び名寄市で剣淵川、名寄川等の支川を合流し、山間の平野を流下して中川町に至り、さらに天塩平野に入って問寒別川等の支川を合わせて天塩町において日本海に注ぐ一級河川である。
幹川流路延長256?、流域面積5,590?²。
その流域は、北海道北部にあって南北に細長い羽状形を呈し、流域の土地利用は、山林が約70%、水田や畑地等の農地が約14%、宅地等の市街地が約1%、その他原野等が約15%となっている。またその流域は、上川・留萌・宗谷支庁にまたがる3市10町1村からなり、この地域における社会、経済、文化の基盤をなすとともに、多様な自然環境を有している。