大宅壮一の膨大な蔵書をもとに、彼の没後(1971年)設立された雑誌専門の図書館。財団法人。1978年に「大宅文庫」より改称。
本館は世田谷区八幡山だが、埼玉県越生町にも分館を持っている。
大宅式分類法という独自の分類法で、所蔵する雑誌の記事が分類されており、 その中から面白い記事を見つけることが可能になっている。
雑誌だけを所蔵している図書館。所蔵はなんと80万冊(2022年4月現在)。しかし来館者は出庫へは入れない。そんなミステリアスな図書館の書庫に、ずいずいと入ってみた。 この『吹けよ春風』では、毎回家でできる趣味を探す記事を書いていた。 毛布を丸めて飼い猫のように愛でる『イマジナリー猫』をしたり、 note.comペーパークラフトで盛大に失敗してLINEニュースにとりあげられたり、 note.comスコーンを作るはずがガヴァドンが出来たり、 note.comそんなトライ&エラーを繰り返していた。 今年もまた、家でできる趣味を試してみようかと思った。しかし、そろそろ外に出たい気持ちもある。なので、外…
(写真)鳥取駅前。 2020年(令和2年)9月、鳥取県鳥取市の鳥取県立図書館を訪れました。 ※本記事は2020年10月に投稿した「鳥取市の映画館」から2024年4月に分割したものです。 ayc.hatenablog.com 1. 鳥取市を歩く 1.1 鳥取市中心市街地 1.2 鳥取砂丘 2. 鳥取県立図書館 2.1 オンラインデータベース 1. 鳥取市を歩く 1.1 鳥取市中心市街地 鳥取市散策の起点はJR鳥取駅。米子市の米子駅には2016年(平成28年)に自動改札機が導入されていますが、鳥取駅は自動改札機のない有人改札でした。駅前に銅像が建つ低めの高架駅であるところに地方中核都市の雰囲気を感…
県立神奈川近代文学館、2024年4月14日(筆者による撮影)2024年4月14日日曜日、Wikipediaブンガクに参加するために横浜に出かけました。午前中の会場は港の見える丘公園にある、県立神奈川近代文学館で、3月30日から6月2日まで「帰ってきた橋本治展」を開催中です。今年は桜が遅かったので、花吹雪の中を会場に向かいました。テーマの作家橋本治は1948年に東京に生まれ、東京大学に入学。東大紛争最中の2年生の時、駒場祭ポスターに書いた「とめてくれるなおっかさん~」で一躍有名になり、当時高校生だった私もニュースでそのポスターを知りました。卒業後橋本はイラストレーターを経て作家として活躍しました…
始まったばかりの朝ドラ「寅に翼」の主人公は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子。「女性初」というキーワードで、人物を探してみることにしました。みな、ガラスの天井をうち破った人。三淵を入れて50人。 二階堂トクヨ:日本最初の女子体育専門学校(日本女子体育大学)を創設。 佐藤千夜子:日本人レコード歌手第一号。「波浮港」。 田部井淳子:女性で世界初のエベレスト登頂に成功。女性世界初の6大陸最高峰征服。 大関早苗:女性におしゃれの仕方を教える学校(東京チャームスクール)を開設。 向井千秋:日本女性初の宇宙飛行士、日本人では3番目。 荻野吟子:日本最初の女医。 樋口久子:全米女子プロ選手権を制したゴルフの女王…
西武百貨店にはクラブ・オンというポイントサービスがあります。1年間で5週間ほど日にちを設定すると、その設定期間内では1日税抜きで1000円以上買うと、200ポイント付与されます。なので、すべての設定期間の日に買うと1年で7000円分のポイントがつくことになります。
凡例 これはウィキメディア財団公式ブログ「Diff」の日本語版に2023年中に掲載された133記事についての、記事索引及び著者索引です。 【記事索引】は、ウィキペディアに関する記事、ウィキペディア編集、イベント、コミュニティといった大まかな内容ごとに、掲載日順に並べました。 掲載したのは記事のタイトル、著者(アカウント名)、掲載日で、この索引掲載順に記事IDをふりました。 元の記事を見る場合は、Diff日本語版の検索窓にタイトルを入れて検索してください。 【著者索引】は、著者のアカウント名順に、記事IDを掲載してあります。 【記事索引】 ■MediaWiki、ウィキメディア・コモンズ ID タ…
ジャーナリスト:福田ますみ氏 全国弁連こそ解散を “拉致監禁こそ旧統一教会の問題の本質であり、拉致監禁を語らずして統一教会の問題を論じることはできない” 月刊Hanada 2024年 2月号 [雑誌]価格: 999 円楽天で詳細を見る 統一教会問題の黒幕 月刊Hanada2023年1月号 作者:花田紀凱責任編集 飛鳥新社 Amazon なぜ全国弁連の弁護士は、ほぼ全員が旧社会党系・共産党系なのか? なぜ被害者一人から弁護士300人で発掘したのか? 共産主義プロパガンダとは? youtube.com 全国霊感商法対策弁護士連合会とは? (取材をするにあたり)考えた末に、わたしはまず、全国霊感商法…
◆2024年◆ ・文藝年鑑 ・[連載]大澤聡「快楽の諸相(下)――国家と批評《第35回》」(『群像』、講談社、●-●頁、2024年6月号) ・[エッセイ]大澤聡「出版の第二思春期?」(『図書』、岩波書店、11-15頁、第905号、2024年5月号) ・[連載]大澤聡「文芸時評《4月》――マッチング小説 理想との差分が招く欲望」(『毎日新聞』、毎日新聞社、夕刊文化面、2024年4月24日) ・[論考]大澤聡「ふたつの庭、あるいは碁」(『ゲンロン16』、ゲンロン、114-131頁、2024年4月5日) ・[書誌]大澤聡「『岩波月報』総目次(一九三八年一月号―七月号)」(『近代出版研究』、近代出版研…
◆執筆一覧【2015年】 ・[連載]大澤聡「アーカイブ[40]――写真撮影可能な展示」(『出版ニュース』、出版ニュース社、17頁、2015年12月下旬号) ・[連載]大澤聡「ネット社会時評[12月]――島宇宙化した社会の帰結 共同体ごと異なる流行語」(共同通信、2015年12月18日配信)*全国各紙に順次掲載 ・[連載]大澤聡「メディア時評[12月]――ドラマから見る社会的問題と報道」(『毎日新聞』、毎日新聞社、オピニオン面、2015年12月12日朝刊) ・[共同討議]市川真人+大澤聡+福嶋亮大+東浩紀「昭和批評の諸問題 1975‐1989」(『ゲンロン1』、ゲンロン、48‐91頁、2015年…
豊多摩刑務所表門(中野刑務所正門)は、池田大作(創価学会第3代会長)著の小説『人間革命』の冒頭で主人公の "戸田城聖" が出獄したとされている創価の聖地だ。『総合』という雑誌の1957(昭和32)年9月号の対談記事で、本物の戸田城聖(創価学会第2代会長。公明党の基盤をつくった)ご本人が、中野の豊多摩刑務所ではなく巣鴨の東京拘置所を出獄した旨の発言をしているので報告する。2023/11/22記(敬称略) 対談記事 いままでの議論 大宅壮一文庫に行ってみた 「確かな資料はない」=聖教新聞の見解 東洋時論社編『総合』東洋経済新報社, 1957年9月号, 表紙 対談記事 東洋時論社編『総合』東洋経済新…
阿佐ヶ谷から本屋が消える 太宰治 井伏鱒二も集った街で… https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231117/k10014260901000.html 「書店員が選ぶ絵本新人賞2023」大賞受賞! 絵本「はるさんと1000本のさくら」を5人に | よみぽランド https://yomipo.yomiuri.co.jp/present/detail/8181 【独占取材】拡大する「文学フリマ」8回出店の海猫沢めろん先生に聞いた “盛り上がりの実感” | ロケットニュース24 https://rocketnews24.com/2023/11/16/2092477/ …
中国の歴史を題材にしたファンタジー「後宮小説」などで知られる作家の酒見賢一(さけみ・けんいち)さんが7日午前4時45分、呼吸不全のため死去した。59歳。福岡県出身。葬儀は近親者で行った。 愛知大卒。1989年第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した「後宮小説」でデビュー。同作はテレビアニメ化もされた。 史実を踏まえつつ、豊かな想像力を発揮した小説に定評があり、中国・戦国時代を舞台にした「墨攻」は漫画化され、日中韓合作で映画化もされた。 ほかの著作に新田次郎文学賞を受賞した「周公旦」や、「陋巷に在り」「泣き虫弱虫諸葛孔明」などがある。 酒見氏がそんな若さで亡くなったのか?と大いに驚き、衝撃を受…
(写真)こまねこウォークの参加者。 2023年(令和5年)10月15日、京都府京丹後市峰山町で開催された「ウィキペディアにゃウンvol.6」に参加しました。 1. こまねこウォーク 1.1 小野甚味噌醤油醸造 1.2 KISSUIEN Stay & Food 1.3 かさい食堂 1.4 金刀比羅神社 2. ウィキペディアにゃウン 2.1 編集記事 2.2 Wikipedia編集 2.3 Wikipedia「丹後国営農地開発事業」 1. こまねこウォーク 午前中はまちあるきイベント「こまねこウォーク」、午後はWikipedia編集イベント「ウィキペディアにゃウン」というスケジュールです。こまねこ…
今学期の発表の課題 自分の研究対象を紹介する 自分の研究の問題(知りたいこと)を設定する。 その問題を扱っている論文(先行研究)を一本探し出して、それを紹介する できればその研究の問題点、足りていないこと、もっと掘り下げられることを提示する 先行研究を探し出す 資料の調べ方 図書館を探る 日本十進分類法(NDC)区分表 000:総記、100:哲学、200:歴史、300:社会科学、400:自然科学、500:技術・工学・工業(520:建築学、590:家政学・生活科学)、600:産業(670:商業)、700:芸術(740:写真・印刷、750:工芸)、800:言語、900:文学 OPACで図書館の蔵書…
・小木新造 監修/槌田満文・大串夏身・佐藤健二・吉見俊哉 編集・解説『復刻『江戸と東京』』第四冊 国立国会図書館にはこの復刻版しか所蔵されていない。この復刻版も9月12日付(1)に示した卷號を見るに不定期刊行で番号が飛んでいる。しかし、これで全部であるらしい。 377~395頁、大串夏身「石角春之助年譜・著作目録*1」は石角春之助(1890.6.18~1939.7.31)の著作目録を兼ねた年譜が392頁まで、393~395頁は「付・『江戸と東京』簡単な書誌解題」である。393頁2~5行め、 ①誌名は、一九三八年一月、第四巻第一号から『新文化』と改題、同年一二月、『江戸と東京』へともどっている。…