声優アワード
(アニメ)
【せいゆうあわーど】
- アニメ、外画、ナレーションなどで活躍する声優の仕事を顕彰する賞。
- 主催：声優アワード実行委員会 共催：角川書店、小学館、小学館集英社プロダクション、文化放送、アーイメージ
- 2006年、「外画放送開始50周年」を記念して設立された。
- 毎年3月第1週に受賞者が発表され、土曜日に受賞式が開催される。ただし、下記第2群の各賞については2月中旬頃に先行して発表される。
- 並行して新人発掘オーディションも開催されている。
受賞概要
- 第1群・一般投票により一次選出を行う部門
- 主演男優・女優賞
- 助演男優・女優賞
- 新人男優・女優賞 *原則としてデビュー5年以内
- 歌唱賞
- パーソナリティ賞
- 第2群・選考委員会にて顕彰される特別賞など
- 特別功労賞：故人が対象
- 功労賞：外画も含め、長年に渡り多くのジャンルに貢献した役者、及び作品
- シナジー賞：作品として声優の魅力を最大限に発揮したもの
- 富山敬賞：声優という職業を各メディアを通じて多く広めた男性 *第2回新設・第4回までは性別不問
- 高橋和枝賞：声優という職業を各メディアを通じて多く広めた女性 *第5回新設
- 海外ファン賞：海外の人達の視点で選ばれた人物 *第3回〜第6回
- キッズファミリー賞：子ども達の視点で選ばれた人物 *第4回新設
- 最多得票賞：全カテゴリーでもっとも投票を集めた人物 *第6回新設
第1回（2006年度）
- 主演男優賞：福山潤
- 主演女優賞：朴璐美
- 助演男優賞：石田彰・宮田幸季
- 助演女優賞：小清水亜美・後藤邑子
- 新人賞男優：森田成一・柿原徹也
- 新人賞女優：平野綾・鹿野優以
- 歌唱賞：水樹奈々
- パーソナリティ賞：浅野真澄
- 特別功労賞：富山敬
- 功労賞：大平透・池田昌子・小原乃梨子・向井真理子
- シナジー賞：「ポケットモンスター」
第2回（2007年度）
- 主演男優賞：宮野真守
- 主演女優賞：平野綾
- 助演男優賞：小野大輔・神谷浩史
- 助演女優賞：釘宮理恵・斎賀みつき
- 新人賞男優：羽多野渉・代永翼
- 新人賞女優：加藤英美里・小林ゆう
- 歌唱賞：平野綾・加藤英美里・福原香織・遠藤綾
- パーソナリティ賞：鈴村健一
- 特別功労賞：城達也
- 功労賞：野沢那智・羽佐間道夫・来宮良子
- シナジー賞：「仮面ライダー電王」（関俊彦・遊佐浩二・てらそままさき・鈴村健一）
- 富山敬賞：古谷徹
第3回（2008年度）
- 主演男優賞：神谷浩史
- 主演女優賞：釘宮理恵
- 助演男優賞：井上和彦・杉田智和
- 助演女優賞：遠藤綾・沢城みゆき
- 新人男優賞：岡本信彦・梶裕貴
- 新人女優賞：阿澄佳奈・戸松遥
- 歌唱賞：中島愛
- パーソナリティ賞：神谷浩史
- 特別功労賞：武藤礼子
- 功労賞：内海賢二・富田耕生・永井一郎
- シナジー賞：「鉄腕アトム」（清水マリ・水垣洋子・勝田久）
- 富山敬賞：山寺宏一
- 海外ファン賞：福山潤
第4回（2009年度）
- 主演男優賞：小野大輔
- 主演女優賞：沢城みゆき
- 助演男優賞：浪川大輔・三木眞一郎
- 助演女優賞：井上喜久子・堀江由衣
- 新人男優賞：阿部敦・前野智昭
- 新人女優賞：伊藤かな恵・豊崎愛生
- 歌唱賞：放課後ティータイム（「けいおん！」豊崎愛生・日笠陽子・佐藤聡美・寿美菜子・竹達彩奈）
- パーソナリティ賞：小野坂昌也
- 特別功労賞：高橋和枝
- 功労賞：玄田哲章・杉山佳寿子・田中信夫
- 海外ファン賞：斎賀みつき
- シナジー賞：「機動戦士ガンダム」（古谷徹・池田秀一）
- キッズファミリー賞：「ドラえもん」（水田わさび）
- 富山敬賞：水樹奈々
第5回（2010年度）
- 主演男優賞：該当者なし
- 主演女優賞：豊崎愛生
- 助演男優賞：岡本信彦・中井和哉
- 助演女優賞：新井里美・伊藤かな恵
- 新人男優賞：内山昂輝
- 新人女優賞：金元寿子・佐藤聡美
- 歌唱賞：茅原実里
- パーソナリティ賞：豊崎愛生
- 特別功労賞：野沢那智
- 功労賞：ささきいさお・鈴木弘子・矢島正明
- 海外ファン賞：沢城みゆき
- シナジー賞：「名探偵コナン」（高山みなみ）
- キッズファミリー賞：竹内順子
- 富山敬賞：小山力也
- 高橋和枝賞：田中真弓
第6回（2011年度）
- 主演男優賞：平田広明
- 主演女優賞：悠木碧
- 助演男優賞：木村良平・宮野真守
- 助演女優賞：加藤英美里
- 新人賞男優：江口拓也・松岡禎丞
- 新人賞女優：茅野愛衣・三上枝織
- 歌唱賞：ST☆RISH（「うたのプリンスさまっマジLOVE1000％」寺島拓篤・鈴村健一・谷山紀章・宮野真守・諏訪部順一・下野紘）
- パーソナリティ賞：井口裕香
- 特別功労賞：小林修・滝口順平・渡部猛
- 功労賞：麻生美代子・肝付兼太
- 海外ファン賞：櫻井孝宏
- シナジー賞：「イナズマイレブン」シリーズ（竹内順子・寺崎裕香）
- キッズファミリー賞：大谷育江
- 富山敬賞：堀内賢雄
- 高橋和枝賞：戸田恵子
- 最多得票賞：神谷浩史
- 特別賞：絵本読み聞かせキャラバン隊・川上とも子
第7回（2012年度）
- 主演男優賞：梶裕貴
- 主演女優賞：阿澄佳奈
- 助演男優賞：小野友樹・諏訪部順一
- 助演女優賞：大原さやか・戸松遥
- 新人男優賞：島崎信長・山本和臣
- 新人女優賞：石原夏織・大久保瑠美
- 歌唱賞：後ろから這いより隊G（「這いよれ！ニャル子さん」阿澄佳奈・松来未祐・大坪由佳）
- ベストパーソナリティー賞：岩田光央
- 特別功労賞：青野武
- 功労賞：近石真介・野沢雅子
- シナジー賞：タツノコプロ50周年（大平透・森功至・岡本茉利・小原乃梨子）
- キッズファミリー賞：田中真弓
- 富山敬賞：三ツ矢雄二
- 高橋和枝賞：緒方恵美
- 最多得票賞：神谷浩史
第8回（2013年度）
- 主演男優賞：梶裕貴
- 主演女優賞：佐藤利奈
- 助演男優賞：細谷佳正
- 助演女優賞：石川由依
- 新人男優賞：石川界人、山下大輝
- 新人女優賞：内田真礼
- 最多得票賞：神谷浩史
- 歌唱賞：宮野真守
- ベストパーソナリティ賞：該当者なし
- キッズ・ファミリー賞：比嘉久美子（「きかんしゃトーマス」）
- 特別賞「それいけ！アンパンマン」
- 特別功労賞：内海賢二、来宮良子
- 功労賞：キートン山田・納谷六朗
- シナジー賞：ガールズ＆パンツァー（渕上舞）
- キッズファミリー賞：田中真弓
- 富山敬賞：三木眞一郎
- 高橋和枝賞：三石琴乃
第9回（2014年度）
- 功労賞：大竹宏、白石冬美
- シナジー賞：妖怪ウォッチ
- 富山敬賞：大塚明夫
- 高橋和枝賞：高島雅羅
- キッズファミリー賞：小桜エツコ
- 特別賞：Wake Up, Girls!
特色と傾向
- 第5回まで、秋葉原UDXシアターで授賞式を開催し、席上で受賞者を発表した。
- 第6、7回は、公式サイトでの告知が初出になる。第8回は、文化放送で特番を放送した。
- 第6回より、授賞式は文化放送メディアプラスホールで開催される。
- 受賞式の直後に放送される文化放送「アニスパ！」で受賞者のコメントが紹介される。ゲスト出演もある。
- 第4回までは、歌唱賞の受賞者は文化放送「こむちゃっとカウントダウン」にゲスト出演した。
- 第4回以降は、授賞式の模様が、文化放送インターネット超!A&G+で生中継される。第5回は、ニコニコ生放送でも配信された。
- 第2、3回はBS11、第7、8回はTOKYO MXで特番が放送された。
- 第5回まで、「VOICE NEWTYPE」誌で毎年特集が組まれ、主演賞の声優が表紙を飾った。
- 第4回まで、「東京国際アニメフェア」で受賞者を招いてのイベントが毎年開催された。第7回で復活する。
- 共催、協賛する角川書店・アミューズメントメディア総合学院・文化放送の関係者が受賞しやすい傾向がある。
- 同じ受賞者が、翌年に別の部門で受賞することが多い。
- 受賞者の人数に規定は無く、新人・助演賞は例年2名が受賞していたが、第5回で新人男優賞、第6回で助演女優賞が単独での受賞となった。
- 第5回で、初めて主演男優賞で「該当者無し」となった。選評では候補者はいたが調整がつかなかったと説明されている。
- 第6回で、各賞とは別に特別賞が設けられた。
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