国家を政治・経済などにおける最有力な主体とする考え方。国際主義の対義語。
ただし、「個人よりも国家に絶対の優位を認める考え方」である、いわゆる超国家主義(Ultranationalism)乃至は国家統制主義(Statism)と混用(もしくは同一視)されることも多い。
なお、日本語で「ナショナリズム」と書かれることもあるが、そもそも英単語Nationalism自体が多面的な側面を持っており*1、国家主義はナショナリズムの同義語ではない*2。
*1:そもそもその前段階のネーション nation の段階で意味がばらけているのが原因だが
*2:同時に、英単語Nationalismとカタカナ語ナショナリズムは同義語なのかとか、そういう問題もあるが
◯ブレイクダンス 来年のパリ五輪で初めて実施されるブレイクダンスですが、第4回全日本選手権は、代々木第2体育館で行われています。あゆみ(AYUMI)、湯浅亜実(AMI)、半井重幸(SHIGEKIX)さんなどが出場。2/19 16:00 日本人のダンス能力の世界レベルでの活躍。 その分野以外の人が認めて、簡単にいうと感動しまくって初めて、芸術文化となる、 その意味では、オリンピックがよいのかわかりませんが、これは、とっくに、そのレベルは超えていると思われます。日本人も。高校のダンス#選手権も、話題になりましたね。 かっこいいし、おもしろいし、ひととつながるには、理想の形、、、、てなことを思いつつ…
8月12日。父親が亡くなって1年。新盆見舞いに訪れた人たちとお話ししながら、父親が独りで黙々と農に勤しみ、それを周りの人たちも温かく見ていたことを改めて知りました。今、そのあとを展望もなく引き継いでいる息子には、父親の大きさばかりが感じられます。年齢からいって、早すぎることもないのですが、まだまだ生きていてほしかったなというのが実感です。 一昨日(10日)、岸田内閣「改造」のアナーキーというか「無原則」ぶりを見て、これでは統一教会はもちろん、資本と国家主義によるある種の攻勢(策動)に抗しきれない、むしろ、さらに助長するだろうなと、嘆かわしく思ったのですが、昨日、農と食を国家主義・排外主義の枠で…
選挙期間中にあってはならない事件が起こり、衝撃が走りました。その選挙では自民党が大勝しました。異様な雰囲気下での選挙後終わり、首相が党総裁としての記者会見を行いました。感情を揺さぶられたことは理解しますが、一国の宰相として冷静に対処して欲しいと、報道内容をみてはそう感じずにはいられません。 岸田首相、内閣改造など人事「党の結束が大事」: 日本経済新聞 安倍氏の思いを受け継ぎ、特に情熱を傾けてこられた日本人拉致問題や憲法改正など、安倍氏自身の手で果たせなかった難題に取り組んでいく。(出所:日本経済新聞) さらに「安倍氏が残した様々な功績の上にさらなる取り組みを進め、日本を次の世代に引き継いでいか…
◯つながりと対立 一般の人がユーチューバなどで成功してセレブ生活をしているのをみると、SNSでのやりとりで親近感を抱き、いつかは自分もそうなれると、一発逆転を望む人もいるようです。 今、自分と同じような苦しい境遇にある人たちと歩むのではなく、それを弱者として見下し、SNSで叩いたりするようになる人もいます。 そうして、現実よりも潜在的に社会的対立や亀裂が大きくなっていくとしたら、どうなるでしょう。 過剰なつながりが、過剰な対立をもたらすという例です。 同じようなアプリを使って、同じようなサイトをみていると、似た生活をしている気になり、知らず影響を受け、似た価値観、世界観になってしまうのでしょう…
日本人も中国共産党も、「人権」は国家社会が許した権利だと捉えている。人に生まれつき備わっている絶対的な尊厳(たましい)だという理解が欠けている。自我と自己の区別がわからないから、自己の尊厳とワガママの区別もわからない。 プーチンは、ウクライナは「国内だ」と認識している。プーチンは大ロシア世界を確立しようとしている。ウクライナはロシアの支配域でありロシアの「国内」と思っている。キエフのゼレンスキー一味はネオナチの民族主義過激派で、ロシア域内のいわばテロリストだと扱っている。だから例えば核兵器の使用にしても、国外につかうよりもキーウにおとすほうがハードル低めなのだろう。 ゼレンスキーは、キーウの防…
fukugen.hateblo.jp ◯インパールの戦い補遺 先日の、ミャンマーの記事に加えておきます。 どうも、日本人が考えもしないほど、イギリス人がインパールの戦いを大きく評価しているらしいことについてです。 かつて、ユーロスターでパリからロンドンに行くと、ワーテルローの戦いで勝利したことで命名した英語読みのウォータールー駅に着きました。これは、イギリス人の嫌味ですね。 そういう彼らには、ナポレオンやノルマンディー作戦でのドイツなどよりも、日本軍に勝てたことが、強く印象に残っている、しかも、いまだに?ということです。 日本軍の強さは、日本の文化の影響などをはるかに超えて、当時、欧米の帝国主…
「金八先生」にも関わった教育書籍編集者が憂える「なし崩しにされた憲法理念」 今こそ「近現代史」を学ぶ時(2024年5月6日『東京新聞』) <その先へ 憲法とともに⑥> 書籍編集者として「教育」と「安全保障・軍事」に強い関心を持ち続けてきた。ただ、梅田正己さん(88)の足跡は編集者としての枠組みにとどまらない。10冊を超える著書があり、出版史上最大の言論弾圧事件・横浜事件の再審裁判を支援する会の事務局やマスコミ九条の会の呼びかけ人を務めた。 近現代史を学ぶ大切さを訴える梅田正己さん=横浜市旭区で 言論の自由、平和主義―。行ってきた活動や関心そのものが、憲法と密接な関係がある。しかし、現憲法の理念…
今日はこのシリーズの続き。 hiroringo.hatenablog.com 『昭和天皇の研究_その実像を探る』を読んで学んだことをメモにする。 昭和天皇の研究 その実像を探る (祥伝社新書) 作者:山本 七平 祥伝社 Amazon 15 第9章を読む_前半 第9章のタイトルは「盲信の悲劇」。 北一輝と天皇機関説事件についてみていく。 この点、第8章で二・二六事件について詳しくみた。 なぜなら、この事件が「天皇の自己規定を示す貴重な手がかり」を与えてくれるからである。 ところで、加賀乙彦氏は「北一輝と青年将校たち」という文章の中で、決起将校らの行為を「盲信の悲劇」と述べており、著者(故・山本七…
曇り、気温は15度。夜が明けたころは朝日がまぶしかった時間帯もあったのだが、徐々に雲が多くなり今は全天雲でおおわれている。 今日は子供の日、通りの商店の鯉のぼりは元気よく尾びれを揺らしている。 北海道の西にある低気圧が徐々に東に進み前線を伴うようになってくる。夕方には日本海側から雨になりそうである。この低気圧は数日、日本海側に停滞しているようだ。 www.jiji.com この件、新聞、テレビ等で報じられている。何故日本は報道の自由度が悪化しているかという部分でその理由は、「商業的利益、政治的圧力や男女不平等などにより、ジャーナリストが監視機能を十分果たせないことも多い」と指摘。「政府を批判し…
未曾有の円安が日本円という通貨の価値そのものを破壊している。勿論、これはあくまでも米ドルやユーロといったハードカレンシー(強い通貨)に対する通貨安であり、それ以外の通貨に対する通貨安ではないのだが、それでも曲がりなりにハードカレンシーの一角であった日本円が急速にその地位を失いつつあるのは事実である。そして、日本という大国の通貨がその価値を暴落させるという現象が続くと、ある臨界点に達したところで日本という国は事実上「経営破綻」することになる。一部の「自称経済通」は、日本が自国通貨建てで国債を発行しているという理由で「日本は財政破綻なんてしない」と譫言を言っているが、そもそもの日本円の価値自体が破…
日本国憲法の公布原本=国立公文書館蔵 「台湾有事」をにらんだ自衛隊の南西シフト、戦闘機をはじめとする殺傷兵器の輸出解禁、指揮統制の連携を含む日米のさらなる一体化――。 一昨年末の安保3文書の改定で、敵基地攻撃能力の保有を認め、平和憲法に基づく「専守防衛」の原則を空洞化させた岸田政権が、国民への十分な説明を欠いたまま、急ピッチで防衛力の強化を進めている。それは今、人々の生活や意識の中に、安心というより、「戦争の影」を落とし始めている。 ■全島避難は「不可能」 沖縄本島の那覇より、台湾の方がずっと近い石垣島。市街地の向こうに青く輝くサンゴ礁の海を望む南部の高台に、比屋根和史さん(48)の牧場はある…
世の中、連休、ということで、のんびりした雰囲気だ。 一方、日本社会は、政権政党が完全に腐り果てて、省庁利権が出世の基準となる官僚組織は国民の貧困化にはお構いなく、度重なる屁理屈を付けた増税と、金持ち優遇政策を強行するという、まさに、末期的社会状況だ。 これが戦前なら、2・26事件、への動機となるだろう。 先進国に関する統計では、他国が順調にGDPを伸ばす中、日本は最低の経済状況、つまり、最低の経済成長率であることが明らかとなっている。 日本は、機能不全、いや、国家滅亡一歩手前まで来ている。 ひと握りの富裕層や特権階級に金を流すことで、政権基盤を固め、国家を思うがままに操ろうとした当時の総理大臣…
朝ドラで父親が逮捕された収賄騒動は「帝人事件」がモデルか…時の首相をも失墜させた昭和史の大いなる謎 ドラマ「虎に翼」(NHK)で帝都銀行に勤めるヒロインの父親が逮捕された汚職疑惑「共亜事件」は、当時、実際に起こった「帝人事件」を基にしている。昭和の政治史を研究する菅谷幸浩さんは「帝人事件では、銀行の頭取や行員、帝人社長など、政財界人が次々に検挙された。ついには内閣が総辞職するにまでに発展した謎の多い事件だ」という――。 ※本稿は、筒井清忠・編著『昭和史研究の最前線』(朝日新書)の一部、菅谷幸浩「第八章『帝人事件』」を再編集したものです。 斎藤内閣発足時の記念撮影。2段目左から鳩山一郎文相、斎藤…
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 関俊彦 Amazon ★★★★ 昭和31年。日本の政財界のトップに君臨していた龍賀一族の当主が死去する。龍賀一族は製薬会社を経営しており、帝国血液銀行と取引があった。帝国血液銀行に勤める水木(木内秀信)が葬儀の行われる哭倉村に派遣される。そこで謎の男・ゲゲ郎(関俊彦)と出会う。 原作は水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』【Amazon】。 国家による搾取構造を戦争と絡めて表現しているところが良かった。太平洋戦争では国民の多くが国家のために犠牲になった。兵卒は上官から玉砕を命じられ、半ば死ぬことを目的とした無茶な作戦に従事させられた。そして、そのような搾取構造は戦後になっても続い…
⚠️全ての韓国学校を意味するものではなく該当する捏造不正者に対する分析結果です 一部の学者や裁判官のようにまともな人も少数ながら存在します☣️国家に言及するのは国家そのものが不正や捏造に大きく関与しているからです☢️不正者が半数以上いたらその国では不正者とは言えないですが…※質問内容は各AIの特性に合わせて若干の修正を加えています(例)大学教授→反日芸人 教科書→妄想呪術---------------------------------------------Copilot韓国の大学教授による不正事件が報道されることがある理由は、個々の教授の倫理観や研究へのプレッシャー、そして制度的な問題が影…
今日は月曜日だけれども、世の中は「昭和の日」ということで休日なのだった。いったいなぜ「昭和の日」だけがあって、「明治の日」「大正の日」「平成の日」というのはないんだろう。 休日といっても、「毎日が休日」のわたしの過ごし方はいつもと変わらないし、テレビの番組もいつものようにモーニングショーをやっていた。昨日の衆議院補欠選挙の結果を受けての解説、コメンテーターらの意見のやり取りが聞けたけれども、コメンテーターの「維新の会は『立憲民主党をつぶす』などと言ったことが裏目に出た」という意見に対して、自民党サポートの田崎史郎氏は「立憲民主党だって自民党を攻撃しているから同じですよ」などと語るのだった。 自…
2002年2月5日第1刷発行 目次 第1時限 なぜ宗教が必要なのだろうか 第2時限 すべての文明には宗教がある 第3時限 釈迦の人生と思想を考える 第4時限 大乗仏教は山から町へ下りた 第5時限 生活に生きる仏教の道徳 第6時限 討論・人生に宗教は必要か 第7時限 日本は仏教国家になった 聖徳太子、行基、最澄 第8時限 空海が密教をもたらした 第9時限 鎌倉は新しい仏教の時代 1 法然と親鸞 第10時限 鎌倉は新しい仏教の時代 2 日蓮と禅 第11時限 現代の仏教はどうなっているか 第12時限 いまこそ仏教が求められている あとがき 著者が洛南中学校の生徒相手に授業した時の講演録 ・空海は真言…
複数の学者による論文をまとめたもの こういうのを研究してる学者が現代にいるってのが、ちょっと感動するなあ(特に吉永進一) スピリチュアルに興味ある人なら、興味深く読み通せると思う 大正時代に霊術ブームがあった、というのがキモ これは、スピリチュアルに興味ある日本人としては知っといて然るべきな感じするかな すっごく雑に言えば、欧米の心霊主義とかニューエイジみたいなブームが日本にあった(ニューエイジでポコポコ多数のチャネラーが湧いて出てきたように、霊術家が湧いて出てきた) しかし、これがなかなかねえ・・・、日本人なのに知らないっていう・・・ 大正時代の何やらかんやらのよりも、心霊主義とかニューエイ…
まず、今回の記事タイトルについてだが、括弧がやたら多く、しかも長ったらしくて読みにくいと思うかもしれない。だが、どうか許していただきたい。この記事タイトルは、私が「自由主義」および「保守主義」という政治思想に対してどう向き合うか、悩みに悩んだ末に導き出された結論の象徴である。言い換えれば、自由主義や保守主義という政治思想を、私がどのようにして解釈し、今の我が国日本に当てはめるべきかという問いに対する答えを端的に表したのが、この一見して読みにくく長ったらしい記事タイトルである。全然端的でも何でもないと思うかもしれないが、それでも私がこれから伝えたいことを表現するには、むしろ短すぎるのではないかと…
未遂で終わって良かったと思います。 ただ、安倍元総理の暗殺以降、悪い流れになっていると思います。テロリズムは連鎖しますしね。 わが国に限っても、幕末の尊皇攘夷派による各種の暗殺や、血盟団事件や五・一五事件など軍部や国家主義者による昭和初期の数々の暗殺も連鎖していますしね。 いずれも当時の政治への失望が契機で、今の時代にも共通する部分はあると思います。ですが、今の民主主義政治において暗殺はもちろん、物理的または精神的暴力による威迫を政治信条の異なる人たちに加えることは論外ですね。 そのような手法でで政治が正しい方向に向くとは個人的には思えませんし。 あくまでも議論によって大多数の世論を味方につけ…
王毅・共産党中央政治局委員兼外相が04/18にジャカルタ(インドネシア)に来られて以来、ジャカルタ~スラバヤ間の高速列車のニュースが多いです。 今日はちょっと視点を変えて、「そうそう こんな事もありました」って話題を見つけました。 貼りつけた風刺漫画は『オナン ヒロシ』で簡単に出てきます。 文中の貼付け漫画は、私が(勝手に)貼付けた物でニュース記事には載っていません。 ジャカルタ-スラバヤ間の高速列車、6年前にインドネシアが中国を好むと風刺した日本人漫画家の物語 2024年4月27日土曜日 09:09 WIB TEMPO.CO、 ジャカルタ-ジャカルタ-スラバヤ高速鉄道プロジェクトの建設の話が…