金属同士を接合したり、電子回路で各素子をプリント基板に固定化するために使われる。接着剤のようなもの。筆者は糸状のものをよく見かける(糸半田)。熱で溶かして使用する。
→鉛フリーハンダ(近年では環境問題・健康問題の観点から需要が増えている)
半田(はんだ)の作業に欠かせない「半田ごて」は「半田」や接合部を加熱するのに用いる。
- 大半は電熱式。
- 先端部分(こて先)は熱伝導の観点からか、銅製のものが多い。
- こて先をきれいにしないまま使うなどして酸化腐食をすると、半田のなじみが悪くなり、対象物への接触性も失われ十分な加熱ができなくなる。
- こて先をきれいにするには、熱い状態で水に十分浸したスポンジを用いる。
- 冷えた状態でやすりがけで先端を整えることでも機能は戻るが、こて自体の表面も悪くなるのでお勧めしません。