SF作家。「伝奇SF」というジャンルを創設したことで、平井和正とともに、日本の娯楽小説に大きな影響を与えた。
1933年10月27日〜2002年3月4日
1974年『雨やどり』で直木賞受賞。他に『戦国自衛隊』など。
「半村良」という筆名は「イーデス・ハンソン」から取られたという噂がある(ハン→半、ソン→村、イーデス→いいです→良)が、、半村良に師事していた作家・清水義範によれば全くの嘘とのことである。
半村良という名前は、イーデス・ハンソンが有名になる以前から使われていた。「半村」は、「ん」の音が入っている名前は呼び易いということから、「良」は、バーのホステスの源氏名でラ行の音入つていると人気者になるということからつけられたものである。
しかし、半村氏自身がこの「イーデス・ハンソン」説を面白がって(あるいは、半村氏自身が冗談で言ったものとの説もあり)、ハンソン氏と雑誌で対談する等したため噂が広がってしまい、半村氏が否定しても逆に信用してもらえなくなってしまったとのことである。