Emperor of the North Pole (aka: Emperor of the North)
1933年アメリカ。大恐慌下、列車にタダ乗りして各地を転々とする浮浪者はホーボーと呼ばれていた。そんな時代、19号列車の車掌シャックは、タダ乗りは許さんとホーボーたちを殺害することも厭わない男だった。シャックに挑戦すべく、エースナンバー1と呼ばれる男は19号列車に乗る。苛烈な男対男の闘いが始まる。
男同士の死闘を描く腕前はピカ一の、ロバート・アルドリッチ監督の70年代の代表作の1つ。男臭い中年主人公2人も熱演だが、口先だけで軟弱な若者役キース・キャラダインも好演している。