Forgotten Silver
かつてニュージーランドには、映画史に埋もれた天才監督が存在した。その名はコリン・マッケンジー。機会いじりの才能を生かして映画撮影用カメラを発明し、トーキー化も成功したのだ。だが大作歴史映画『サロメ』を撮影中に行方不明となってしまう。だが撮影中の大量のフィルム缶が発見され、未亡人の親戚だったピーター・ジャクソンが友人の映画監督コスタ・ボーテスと共に、映画の痕跡を追う。
製作陣の祖国ニュージーランドへの愛情が詰まった偽ドキュメンタリ作品。ニュージーランドではテレビ放映されたが、日本では『コリン・マッケンジー もうひとりのグリフィス』のタイトルで1999年に公開後、2002年に『光と闇の伝説 コリン・マッケンジー』として改題されて再公開された。